『想稿・銀河鉄道の夜』稽古場日誌(8月26日):島田大翼

さあ、昨日は稽古お休みでしたね。みんな何して遊びましたか?
そんな具合で、今日の日誌はお待ちかねのバミリ特集です!


譜面台の足元にあるのがそれです

バミリとはテープなんかで床なんかに目印を付けたりすることです。
「場所を見る」から「場見る」で「バミリ」になったとか、
「場所をミリ単位で決める」から「場ミリ」になったとか、
諸説聞きますがまあとにかくバミるのが一番です!頑張りましょう!


黄色いバミリ

これは一般的な一文字型のバミリですね。
稽古中に剥がれないよう上から透明のビニールテープを貼られています。
居心地がよくて安心感のある、幼馴染の彼のようなバミリです。


黒いバミリ

T字型のバミリです。二つの物をくっつけて置いたりするときに使います。
舞台の中心の目印なんかもこれですね。スタイリッシュなバミリの代表です。
自己中でナマイキ、でもなんだか嫌いになれないバスケ部の彼のようなバミリです。


青いバミリ

への字型のバミリです。鈍角にできている物体を置くときはこれです。
よく見ると違う青を二色使っているんですね。さりげないお洒落です。
なかなか自分に素直になれないところが可愛い美化委員の彼みたいなバミリです。


カラフルな世界

床に張られたイロトリドリのバミリは見る者の心を豊かにしてくれます。
だけど舞台の床があまり鮮やかになってくるとちょっと恥ずかしいもので。
自分たちにわかるように、お客さんにわかりにくいようにどうバミるかが勝負ですね。
上の写真は赤青緑と揃って、まるでくまもと未来国体のマスコットキャラクター
ヒックル・ミックル・モックル」のようではありませんか。そうに違いない。

いい男もバミリの存在感にはタジタジ!
おっとこんなとこにもバミリが!

踏むことが許されないバミリもあれば踏み外すことが許されないバミリも…
アンデルセンの童話にもありましたっけ、バミリを踏んで地獄に落ちた娘の話…
無いですね。どうやら僕の気のせいだったみたいです!トホホ…。

鈴木さん!太田さん!坂野さん!
コップをどかせばほら

そうですどんなところにだってバミリは潜んでいます…
コップの下に、コンロの下に、枕の下に、そしてあなたの心のスキマに…
それから僕のコップの奥に見える三つのコップ…誰のでしょう…
こんにゃく座では「コップ洗わずに帰ったら掃除当番」のしきたりがあるのです…

顔面に何を置きまどか
間違ったバミリの例

さあ、ここまで読んで「バミリ」がゲシュタルト崩壊してきたあなたは
もうりっぱなバミリスト!好きな所に好きなようにバミってみましょう!





太陽小さすぎワロタ

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