よだか組 in 宮城県仙台市『岡田小学校』(5月29日):佐藤久司

岡田小学校は、本当は去年鑑賞教室で伺うはずでしたが、震災の影響でそこが被難所となったため公演は中止になりました。
今回、晴れて公演できることになり張り切ってやって参りました!


張り切り過ぎてリアカーでやって参りました?!

岡田小学校へは去年お見舞いで伺っていたのですが、その時とは周りの様子は随分変わっており、のどかな田園が広がっていました。しかし、生徒さんたちの中には未だ仮設住宅に住んでいる子もいたり、他の学区から車で通っている子もいたりして、まだまだ復興の道のりは長いということでした。精神科の先生をよんでカウンセリングの時間をつくったりして子どもたちの心のケアも必要だということです。


体育館に入るとまず目に入ったのは「がんばろう!仙台」という横断幕。これは阪神淡路大震災で被災された神戸の皆さんが岡田小の皆さんをご招待して復興の支援などをされた時にいただいたものだそうです。


同じ東北人!今日は楽しんでもらえるようがんばるからね!

公演は地元の方たちも観にいらっしゃって約200名のお客さまと楽しいほのぼのとした時を過ごしました。
公演終了後、まつだしょうたくんが代表して感想を発表してくれました。
「ぼくもよだかみたいに強くて優しい人になりたいです。」
という言葉の重みに心が揺さぶられました。



バラシが終わったあと、校長先生がご挨拶にいらっしゃいました。大人のかたたちも声を出して笑ってて大変楽しかった。子どもたちにもとても良い心のケアになったと思います、とおっしゃっていただきました。


校長先生はトムトムがお気に入りだそうです。


またお会いできるときは、もっと笑顔になっていただけるよう頑張りますね。その日までお元気で!!

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