オペラ『森は生きている』新演出は、連日満員御礼で千秋楽をむかえることができました。
わたしは期間中、物販をしていたのですが「初演を観たのよ」「親子三代で来たわ」「二十年前にドコドコでこんにゃく座を観たのよ〜」とゆう、“お久しぶりです”なお客様と、「森は〜を保育園で歌ってるんです」「原作を読んでから来ました!」とゆう“初めまして”なお客様にたくさんお会い出来ました。
改めて、作品の持つエネルギーに気づかされ、そしてお越し頂いた皆さまと『森は生きている』が生まれ変わる瞬間をご一緒できたことを、嬉しく思います。ご来場、誠にありがとうございました。
で。
17日の千秋楽を終えてお休みかと思いきや、そこはこんにゃく座。
翌日からがっつり、『森は生きている』のワークショップが始まりました。これは、文化庁主催の「次代を担う子どもの文化芸術体験事業」とゆうもので、当日、児童の皆さんに公演に参加してもらうのです。そのためのワークショップを行うべく、各地の小学校をまわります。
18日にお邪魔した八丁堀の学校は、8月に校舎ができたばかりでと〜ってもキレイ。
学校は中央小学校ですが、主催校の明正小学校のお友だちと体育館で活動しました。
まずは「♪夢の番人」で自己紹介。今回はスペシャルver.なので、3組6人の歌役者が勢揃い!突然体育館に響き渡った歌声に、子どもたちの視線は釘付けです。11月の本番では女王になったり、おっかさん、もうひとりのむすめ、うさぎになったりします。
次に、「オペラ」と「演劇」の違いについてお話しました。『フィガロの結婚』より「♪奥様、どうぞお先に」を披露。細〜い道で出合ってしまった二人のご婦人の様子を演じながら面白く、わかりやすく説明。
その後、こんにゃく体操の紹介をして、子どもたちと一緒に実践しました。普段はしない動きにきゃっきゃきゃっきゃと楽しそうでした。
そしていよいよ、『森は生きている』について。
あらすじや、当日参加してもらう場面のお話をして、「♪森へ向かうソリの歌」の練習をします。歌詞をみんなで読んでみたり、どうゆう意味か発表してもらったりした後、そのイメージで動いてみます。
最初は恥ずかしがっている様子だった高学年の子も、後半は先生と一緒に元気いっぱい。
当日が楽しみです。
最後に「♪ぼくたちのオペラハウス」を聴いてもらい、90分間のワークショップは終了。
歌詞カードやパイプ椅子、マイクの片付けなどを6年生のお友達が手伝ってくれましたので、あっという間に撤収出来ました。
ワークショップ後、担当の先生方と本番の打ち合わせを入念に。お土地柄、トラックが入れない場所があったり、体育館が3階だったりで、ちょっとイレギュラーになりそうです。
学校を後にしたこんにゃく座一行はすぐさまミーティングを行い、注意事項や時間配分、どうしたら子どもたちがより活き活きと活動できるか、真剣に考えて話し合います。
そして、それぞれの学校へ新しい出会いを楽しみにわかれて行きました。
さぁ、『森は生きている』を全国に届ける旅がスタートです!!
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