3/8(土)、長野市松代文化ホールにきています。
昨年の「よだかの星」公演に続き、
今年はオペラ「シグナルとシグナレス」です。
ここ松代は長野電鉄屋代線の廃止から2年、松代駅はなくなってしまいました。
そう、確か2年程前、松代文化ホールの館長栗田さんに会いに、長野駅から電車で松代へ向かおうとしていた私は、
いくら検索してもそのルートがでないので、駅員に尋ね廃線を知り、慌ててバスかタクシーでホールへ向かったのでした。
「シグナルとシグナレス」は、鉄道の信号機の恋を描いた宮澤賢治の物語に、萩京子さんが作曲したオペラ。
今回の公演地にピッタリ!の演目なのです。
「江戸時代には松代藩の 城下町だった松代は今も史跡が残る美しい街」
今年のシグナル組は、キャストが大石さん(大石哲史)のぶぶ(山本伸子)、ピアノは湯田亜希さん、
そして、スペシャルスタッフで舞台監督&照明のさとちゃん(佐藤敏之)。
前日は朝10:00から通し稽古して、15:00前に皆で座のハイエースで出発です。
松代公演のチラシは、長野出身のTOMOYAARTSさん作のオヴジェと「だから僕を愛してください。さあ僕を愛するって云ってください」の
シグナルのセリフがはいった、なんとも大人っぽい、素敵なチラシ。
オペラの前のソングのステージは、シグナルとシグナレスのように「愛」がテーマ。ちょいとおとなバージョン♡です。
朝9:00から仕込。
楽屋には、ホールよりおやきとお茶セットの差し入れが。
この「大名のおこびれ」饅頭は、かりんと風味のかりかりの皮と中のあんこも絶妙の甘さで、最高
12:15からの場当たり稽古まで、照明のさとちゃんはお昼も食べれず…必死です!
「左端の黒いのがさとちゃん」
大石さんの指示で、照明の微調整をしつつ、あっと言う間に時間が過ぎて、いよいよ開場。
ロビーでは、昨年の「よだかの星」に引き続き、TOMOYAARTSさんのキャンバスアニメーションのパフォーマンス。
1枚の絵が、即興で次々塗り替えられていくので、目が離せません。最後は桜並木の中を天へのぼる線路の画。
「シグナルとシグナレス」の世界がここにもありました。
ソング40分オペラ40分、たった二人の歌役者とピアニストの舞台は、濃密な時間でした。
〜ソング〜
〜シグナルとシグナレス〜
客席で見てくれたホールの方からは、「見事なカウンターパンチを立て続けにくらったような心地よさでした。観れて幸せでした。」と熱い感想をいただき、ホッとしました。
松代のみなさま、ありがとうございました!
また近い将来、お会い出来るはず…。
バラして、夕方、大石さんさとちゃんの運転でハイエースで帰路に。
座に着いたのは22時すぎ。
荷下ろしして、シグナル、無事に終了です。
お疲れ様でしたー!
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