ピノッキオ組 in 東京都北区『豊川小学校、柳田小学校』(10月16日):萩京子

10月16日(木)
東京都北区立豊川小学校(近くの柳田小学校の児童も合同で鑑賞)
オペラ「ピノッキオ」午前午後2回公演

今日は北区の豊川小学校に「ピノッキオ」を見に行った。
このシーズンは「よだかの星」と「ピノッキオ」がひとつの班で、日替わりで演目チェンジがあったりする。どちらの作品も歌役者4人+ピアニストという編成で、佐藤敏之、佐藤久司、太田まりの3人は、両方の演目に出ている。そして岡原は「ピノッキオ」のときは出演して「よだか」の時は制作マネージャー。川中裕子はその逆というパターンで、6人家族のような感じでツアー中。
ピアニストは「ピノッキオ」は湯田亜希さん。
「よだかの星」は基本的にはいぐまゆこと井口真由子。(九州ツアーは湯田ちゃんでした。)

今週は毎日朝5時に家を出る過酷な週です。
9月のツアー出発前は「森は生きている」「ネズミの涙」「よだかの星」の稽古を見るのが精一杯で、「ピノッキオ」の稽古は見ないまま、送り出してしまったので、申し訳ない気持ちでいた。今日は午前午後の2回公演を見る。

今日は久々の体育館フロア公演だった。
もともとはフロアでの上演を前提に作ってあるのだが、最近は体育館舞台上で上演することが増えた。フロアはやはり広々して良い。

柳田小は児童数が少ないので、単独で鑑賞教室を実施することが難しいので、豊川小の体育館までやってきて、一緒に見るということが多いそうだ。

午前中は1、3、5年生、午後は2、4、6年生。

午前中のとき、「おい、このロバいくらだ?」と太鼓づくりの岡原が競りをするところで、子どもたちは「百円!」とか「百万円!」とか叫んでくれるのだが、今日はひとりプロの手つきで、築地かどこかの市場で繰り広げられる競りのように、手の指で渋く参加してくれていた少年がいた!
そんなのを見かけたのは初めてだ。
楽しかった!

昨日は寒い日だったのに、佐藤ちゃんはやはりたくさん汗をかいたそうで、今日は良いお天気だったから、佐藤ちゃんばかりでなく全員汗だくだった。

お昼、お弁当を食べながら午前中の舞台のダメ出し。

そして午後のステージのためにプリセット。(写真はそのときに撮ったもの)

ちなみにに明日は「よだかの星」なので、バラシのとき、「ピノッキオ」専用のもの、「よだか」と兼用のものなどの仕分けが行なわれていた。

今日の子どもたちはとても集中して見てくれた。担当の森谷先生は東京音楽教育の会の先生で、こんにゃく座をよく見てくださっている。

子どもたちへの語りかけ方がとても柔らかいのが印象的だった。

お昼の時間に校内放送で、児童が歌う「わたしがたねを」(林光作曲の幸小校歌)が流れていた。

たった6人のチーム!がんばってツアー続けてください!


萩京子


ニワトリをタマゴに詰め込むゆうこりん


なにやらかわいいタワシを箱に詰め込む久ちゃん


おもちゃの国の準備をするまり。


小道具の準備をするピアニスト湯田ちゃん。


木の準備をする佐藤ちゃん


上演中に佐藤ちゃんの汗をふくためのハンカチを準備するオカハラ。


トマト畑(待機中)


上演中、佐藤ちゃんの汗をふくためのハンカチを準備するオカハラ。(別の場所にセッティング)


タマゴ(待機中)


もくもくと準備する出演者たち

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