オペラ『ピノッキオ』稽古場日誌(4月10日〜15日):田中さとみ

人生、センスだなーと改めて思う今日この頃。。

こんにちは。
ピノッキオに演出助手としてついている田中さとみです。

今回、初めて演出助手というお仕事をさせてもらっていますが、なぜかとてもお腹がすく。。演出の多恵さんに「あんたまた食べてんの?!」と言われながらもムシャムシャ。自分でもびっくりするぐらいムシャムシャ。そう、演出助手のお仕事はたくさん頭を使うのでお腹がすくようです。言葉で伝えるって難しいなぁ。。でも楽しいなぁ。。毎日そんなことを思いながら稽古に参加しています。





「目指せコメディアン!」
と、演出の多恵さんは言います。多恵さんの選ぶ言葉はいつもとても面白いです。そして繊細であたたかいです。手料理まで持ってきてくださいます。そのおかげで、キャスト達は筋肉痛と疲労でくたくたなはずなのに、稽古場はいつも笑いが絶えません♪





私はピノッキオの初演メンバーのひとりです。マレーシアで初演をし、インドネシア、ベトナム、タイ、ラオスの5ヶ国を1ヶ月かけて回りました。私ひとりだけ新人で、それはそれは大変な日々でしたが、ピノッキオのように「楽しいこと、悲しいこと、いろんな目にあって、びっくりしたり、怖かったり、色々な冒険をして」、「この世界にはいろんな人がいる」ということを学びました。とにかく楽しくて、苦しいこともあったはずなのに、楽しかった思い出しか残っていません。それ以来、私にとっても、大切な作品になりました。


2007年 オペラ『ピノッキオ』初演時の稽古場より


これからも、この作品の楽しさ、メッセージがひとりでも多くのお客さまに届きますように。

さぁみんな!稽古稽古!

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