オペラ『ロはロボットのロ』稽古場日誌(5月1日):島田大翼
西田さん、お花屋さんね!
いよいよ5月に突入してしまいました。『ロはロボットのロ』幕開きまでに残された時間もどんどん少なくなってゆきます。そんなわけで、作らなくてはならないものをどんどん作ってゆきます。
うわああロボットの大群だ!
と思ったら蝶番の大群でした。聖なる光でロボットの封印が解けたのかと思いました。本日はこの51mmの蝶番から「抜き蝶」を作ります。
蝶番は蝶々のカップルが寄り添っている姿から「ちょうつがい」と呼ばれるようになったと聞きますが、個人的にはどちらかと言うと一匹の蝶に見えます。舞台とか建築の業界では「ちょうばん」と発音されたり「丁番」と表記されたりするようです。
芯になっている金具を削って取り外します。このようにサンダル履きで火花を散らすと足を火傷するので、靴を履きましょう。
金具を抜くとこのように丁番がバラけます。引き裂かれた蝶のカップルを思うとなんだか申し訳ないです。
気合いで釘を曲げます。このサイズだと二寸釘が丁度良いです。
先ほど外した金具の代わりに曲げた二寸釘を刺して、そのまま木材に打ち付けてゆきます。そうしますと、
このように頑丈な作りの道具も、釘さえひっこ抜けば、
ぱぱっとバラすことが出来るのでした。コンパクトな収納が大好きな方は、是非この「抜き蝶」に挑戦してみてください。
稽古場・雨のシーン
カラフルな傘の登場する、雨のシーン。いやあカラフルです。しかしここでお見せしてしまうとちょっと勿体無いので白黒です。いやーカラフルだなー、ぜひ劇場で見ていただきたいなー。というわけで、全貌は劇場で!お待ちしております!
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