オペラ『ロはロボットのロ』劇場日誌(5月17日):大久保藍乃

5月17日に池袋あうるすぽっとでの公演を終了しました。
土日は早くから前売り完売となり、平日の夜の公演にも子ども達がたくさん来てくれたりしました。


ロボットは10年ぶりの公演。
セットも衣装も演出も新しくなりました。

お稽古場では様々な試行錯誤が繰り広げられました。鄭さんの口からどんどん出てくる新しいアイデアに、役者も演出部もドタバタドタバタ。お稽古終盤では連日通し稽古のため、稽古後や稽古開始前の午前中にそれぞれ必死に準備していました。



「出窓、ほしーなぁ……」
っといきなり鄭さん。

演出部を始め、みんなの表情が硬くなります。
そんな驚きの発言があったのは、もう稽古場での稽古も残り数日というころ。
「そこで、花に水をあげて、そしたら花が伸びて…」

そして、あっという間にできた出窓とお花。

それを、大慌てで自主練する21時過ぎの岡原さん。
衣装がおかしい……。


衣装がおかしい、と言えば、このお方。

稽古場にふなっしー?
いえいえ、これは大事な仮衣装。
よくみると、ふなっしーの口のところにジッパーが。大きなポケットがついているのです。
テトの胸ポケットのために、ジッパー付きの洋服を探したそうです。さすがですね!………ほんとかなぁ?笑

そうそう、こんな服の日もありましたよ。

テトラックマ
テトさんはゆるキャラを意識しているのですかね。


ゆるキャラと言えば。
世の中様々なゆるキャラで溢れていますが、ロはロボットのロにもチャーミングなあいつがいます!


カエル!


お。

おお。


途中からカメラを意識し始めて、なんだか哀れっぽいポーズをいろいろし始めました。
なんてやつだ。
えーい!カメラを意識してポーズをとるお調子者など……


稽古場に見学に来てくれた子ども達にいじめられてしまえ!

なんてね(u_u*)
子ども達にも人気。そして、哀れっぽい表情がよいと評判の泉君でした。



新演出のロボットができるまで、稽古場でいろいろな小ネタがありました。
いつも色んな人がさまざまな小ネタを用意していて、稽古場は常に笑いの渦でした。
却下されたのもいろいろありましたが、その中から少し紹介。


これは博士の盗聴器
仮小道具なのか、そおゆうネタだったのかよくわかりませんが、使われているのは舞台の仕込みなどで使うメジャー。

舞台では、長い長いコードになっていますが、稽古場では最初はこのメジャーを使っていました。

どんどんまっすぐ伸びていくので、それはそれで何とも言えない、面白さがありました。


なくなったネタと言えば、私も…………

召使いハローだって魔法が使いたい!
っと、ちちんぷいのぷい!っとすると壁からトンカチが出てくる、なーんてネタをやっていました。
演出部で、“裏ロボット”としてたくさん出演している冬木に協力してもらって、いろいろやっていたのですが、いやはやなくなってしまいました(u_u*)
お稽古で数回やっていただけでしたが、なんとその日にカメラマンの姫田蘭さんがいらしていて、写真を撮っていただいていました!感動!とてもレアなお写真です(・∀・)



レアなお写真と言えば……。


お茶目な鄭さん!

これはロボットの動画撮影の時にその撮影現場を撮りました。


こんにゃく座 オペラ『ロはロボットのロ』The動画 その2


お茶目な鄭さんと言えば、これです。
以前、座日記にアップされた写真ですが……


お茶目な鄭さん!!!



こうやって、毎日みっちり、歌って、動いて、笑って、泣いて、汗かいて、パン食べて、お味噌汁を飲んで、新ロボットが生まれました。


ファンクラブの三藤さんから届いたお味噌で、岡原さんが毎日お味噌汁を作ってくれました!
みんなで毎日おいしくいただきました!!!
食べる事ってすばらしい!!!!



あうるすぽっとでの公演を終えて、これからたくさん旅にまわります。
またテトの旅が始まるのですね。
これからどんな出会いがあるのか楽しみです!

ご来場くださったみなさま、本当にありがとうございました!
そして、これから出会う皆様、どうぞお楽しみに♪




★ ★ ★ 舞台写真 ★ ★ ★























撮影:姫田蘭

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