ネズミ組 in 福島県会津若松市『会津若松市文化センター』(7月8日):島田大翼

ある日の『ネズミの涙』現場の風景。



前日に福島県まで移動してきて、宿泊しております。8時半頃に出発。朝ドラもなんとか見られる頃合いですね。ホテルα-1は自転車も貸してもらえる楽しいホテルです。昨日は鶴ヶ城にサイクリングに行ったという役者もちらほら。



9時に開館、という劇場が多いです。今日も9時から、いつものように荷物を降ろします。2tトラックと4tトラックに、それぞれたくさんの荷物が積まれています。トラックを入れ替えたりもしながら、全部降ろすのに20分くらいでしょうか。



荷物を降ろし終わったら、まず舞台では照明機材を吊り込みます。劇場によって設備がいろいろ違いますから、毎回同じようにはいきません。この仕事をしているのはプロの照明家さんたちに加えて、役者のなかで「照明部」といわれる人たち。給仕役の北野さん、チタン役の沢井さん、新人の高岡さんがこの係です。



こちらは舞台に降らせる雪の仕掛けを吊っているところ。このほかにバスを組み立てたりいろんな大道具を仕込むのがプロの舞台監督さんたちと「舞台部」の人たちです。マンガン役の富山さん、ニッケル役の島田、客演の宇井さん、背の高い壹岐さんがこの係です。



コバルト役の西田さんも舞台部の一員ですが、「小道具係」として数多の小道具をあちこちにセットしていっています。『ネズミの涙』では小道具の点数もとても多いので、把握するだけでも大変そうですね。



楽屋では衣装にアイロンをかけたり修繕をしたり、それぞれの役者に衣装を配り与える「楽屋部」の人たちが働いています。リン役の太田さんと美食家の花島さんがこの係です。『ネズミの涙』は衣装も多いので、終演後の洗濯も大変です。それから「制作マネージャー兼音響係」を担う齊藤さんは、楽屋のお茶を用意したり、お弁当の手配をしたり、本番中は音響卓について効果音を出したり…とこれまた忙しく働いています。



11時半頃になってひととおり仕込みが終わりましたら、舞台を掃除します。舞台面には「地絣(じがすり)」という黒い大きな幕を張ります。毎回掃除するのになぜ毎度こんなに塵が出るのか…と不思議です。



12時頃から全員で舞台に集合してリハーサルです。いつも同じように演奏しているつもりでも、劇場の作りや湿度などによってかなり聞こえ方も違います。本日は客席もあまり広くないし、抑えられるところは抑えてみよう、など色々話し合いながら稽古します。



稽古が終わったらそれぞれ楽屋で支度、腹ごしらえも重要です。昼公演の場合、早い人では11時前にお弁当を食べたりもします。本番ではけっこう激しく動き回りますからね。



メイクは全部自分たちでやります。お化粧が上手になることを「役者が良くなった」と言うとか言わないとか。13時に開場して、男性では13時半の開演までの間にメイクしてしまう人も多いですが、女性だともっと時間がかかるので、リハーサル前にメイクしてしまう人の方が多いかもしれません。

さあいよいよ開演です。本番の様子は「座写真」のページなどからお察しくださいませ…。本日は会津農林高校の公演でした。楽しんでいただけてたら幸いです。



二時間あまりで終演、やってしまうとあっという間です。終わったら急いで着替えて洗濯して片付けて…という具合で、17時前にはホールを後にします。9時に小屋入りしてから8時間くらいですね。嵐のような人々です。いつものように荷物を積んだらさあ出発。



車の運転も役者の仕事です。ネズミのチームには9人のドライバーがいて、3台の車を交代で運転します。本番後で疲れていても、いつものように、安全運転で移動します。いつもと違うことといえば…



本日はツアー千秋楽!みんなでラーメン屋へ集まって、ささやかな打ち上げです。お腹いっぱい食べて、互いを労い合うのでした。次のツアーは9月の終わり頃に始まります。それまでそれぞれ元気で!お疲れ様でした!






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