オペラ『銀のロバ』、2015年秋のツアーがいよいよ始まりました!
初日は静岡県富士市。富士こども劇場さんが主催の公演です。
ロバのTシャツで気合い十分☆
劇場裏の川では鴨が流れていました
力を合わせて仕込み
チームは違えどそれぞれにロバの旅をしてきたメンバーなので、なんともテキパキとこなしていきました。
今日は初日なので、ゲネプロもします。
前のツアーのことや、先日の稽古のことを振り返りつつ、ギリギリまで良い方向に変えていこうともがく私たち。
演出の恵川さんも激励してくださいました
適度な緊張感の中、いよいよ開幕。
小さな子から大人まで、いろいろな年齢層の方が観てくださいましたが、物語にぐっと集中したり、ところどころクスクスと笑ってくれたり、一緒に舞台を創ってもらえているのを感じました。
終演後のお見送りではたくさんの方々が握手や記念撮影をしてくださり、とても温かかったです。
更にその後、舞台の片付けと並行して、ロビーでは交流会が行われました。演出の恵川さん、ピアニストの服部真理子さん、そしてココ役の私というメンバーで参加させていただきました。
こんにゃく座の名前の由来であるこんにゃく体操をちらりと紹介したり、役との向き合い方や、ピアノと歌の合わせ方、練習量のことなど、質問したりされたり、参加された方々と一緒にいろいろなお話をしました。体操に興味を持ってもらえたり、「一つも聞き取れない言葉が無かった!」と言っていただけて、嬉しさ満載の時間でした。
恵川さんに向けて、「娘に感想を訊いたら『わからなかった』と答えたのですが、どう向き合えば良いでしょうか?」という質問もあり、私は密かにちょっぴりドキッとしたのですが、恵川さんは「全てを子ども向けにわかりやすく、という風には作っていない。わからないことはわからなくていい。どこがわかってどこがわからなかったのか、何に引っかかってどう感じたのか、親子で話したり考えるきっかけにしてもらえれば」とおっしゃっていて、私自身とても納得しました。
初演の時から恵川さんは「ひっかかりを大事にしたい」とおっしゃっていました。
「楽しかった」と言ってもらえたらそれはすごく嬉しいし、それだけでももちろんとっても素敵なことです。でも、この物語には、ただ『楽しい』だけじゃないものがたくさん詰まっています。それを何かの形で受け取ってもらえたのだとしたら、それもとっても素晴らしいことだし、大切にしていきたいなと改めて思いました。
元気な女の子に「どうしてそんなに元気でいられるの?」と質問され、あなたたちにパワーをもらってるからだよー!!などとウキウキしている間に、舞台はどんどん片付けが進み、私が戻った頃には搬出を残すのみという状態に。
こども劇場のみなさまも荷物を運ぶのを最後まで手伝ってくださり、温かい言葉をかけてくださいました。
とってもとっても助かりました。ありがとうございました!
長い1日でしたが、みなさまのお力添えで、満たされた気持ちで終えることができました。
これから11月まで頑張ってゆきます☆
明日は山形へ移動です!
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おまけ
どことなく似ている2人(?)
初めてのこんにゃく旅な俊貴でした。
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