『森は生きている』2015年9月〜12月ツアーまとめ:大久保藍乃・小林ゆず子

2015年もまもなくおしまいですね。
そして、長い長い2015年『森は生きている』ツアーも無事終了しました。

こんにちは、大久保です。
今日は森組の2015年秋冬を振り返ります★


9月からお稽古を開始しツアー中に3回の大きなキャスチェンジ。出演者は総勢26人!
途中で役が変わった人がいたり、10月出演して12月にもう一度帰って来たときには役の相方が変わっていたり、ピアニストも3人と、本当にたくさんの人が『森は生きている』の物語を紡ぎました。

もう遠い遠い昔のように感じてしまいますが、ほんのこの数ヶ月であったいろいろを、今まで座日記にあがっていなかった写真を中心に紹介します!まずは秋(9月〜11月)の様子です。


お稽古は9月。この時期はネズミ組、ロバ組とそれぞれお稽古があるので稽古場は大混雑。
なのでまるで倉庫のように装置が置かれたBスタジオでお稽古する親子がいたり、


『ネズミの涙』のおんぼろバスの前で稽古する親子がいたりしました。


旅の最初は準備も色々。
装置を組む時に使う『抜きピン』を舞台部のみんなでせっせと作ったり


現場では舞台監督・久寿田さんによる新人たちへロープの結び方講習もありました。


新人いずみ君は、仕込みの事もお芝居の事も覚えることたくさん。がんばっていました。


りんごまで剥きました。



2年生の冬木はゴロゴロしてました。


ああ!これではまるで冬木が仕事をさぼっているうではないか!
この写真は『手もみ屋 よしだ』さんのお宅にて。
吉田さんは奈良県へ旅に行くと多くの座員がお世話になるマッサージ師さんです。
旅も続くと、体のあちこちが痛んできます。このツアー中もお世話になりました。
今回吉田さんと写真を撮りそこなってしまいましたので吉田さんについての以前の記事はコチラ

マッサージと言えば、こんな1シーンも


博士が女王様にマッサージ中。
博士は本当になんでもできるのですね!!



美味しいものもたくさん食べました。

旅が始まる前だけど食いしん坊達は事務所でカニと白エビを食べたり


給食係さんが現れたり


大阪でたこ焼きを食べたり


熊本ラーメンを食べに行ったら、


卵が通常2つのなのに、一つ双子卵だったので、なんと合計3つも卵食べたり


素敵なおいしい歓迎会に招かれ、歌も歌いました。そこでは……



生き別れの兄弟じゃないか!?っと噂されたりしました



だんだん季節も変わって、体育館は寒くなって来て……
マッチ売りの少女のような人が現れたり、


っと思いきや、このお方はいつも半袖だったり


九州に飛行機で到着した座員をワゴン車で迎えに来てくれたまどかさん。
いくら九州だからって、半袖ですかい!でもニット帽ですかい!
っと、座員から総ツッコミにあってました。

ツッコミどころ満載と言えば、
「ゴミ焼却場を見に行きたい!」っと騒ぎだして、なんでゴミ焼却場?っとたどり着いた先は


確かにツッコミどころ満載なメルヘンなゴミ焼却場(舞洲ゴミ焼却場)だったりしました。


旅先では出会いもたくさんあります。

公演後、子ども達と仲良くなるお兄さん方や


和歌山で猫と戯れる照明家・かつらちゃん


奈良のホテルでは鹿(の人形)と戯れたりしました


キャーキャー聞こえると思ったら、小野崎さんはビニールテープと戯れていました。



昨年に引き続き
賢島で出会ったパール屋さんから再び仕入れて『大坪パール』が開店したり


その後、現場ではこんな事になっていたり


(注釈:路都さんのご購入の黒真珠と路都さんの眼鏡)

「おいおい!カツラのセッティング場所にいたずらするなよ!」っと飯野さんが怒ったり


でも仲良くヨガしてました。





最後は女子楽屋での1枚★


10月から11月まで、実に9都市35ステージありました。
最初から最後までみんなで力を合わせて駆け抜けました。
今回は森のツアー初参加の人が多く、最初はドキドキしながら始まったツアーでしたが、いつもフレッシュな気持ちで公演を行えました。
最初は仕込みも全部教え合いながら行い、公演後のお昼ご飯の時には今日はどうだったか?と毎回反省会を行い、次の日には開場時間のぎりぎりまで前日の反省会で意見の出たシーンをお稽古をし……。
ずっとずっと「より良く!」っと考え続け、そして挑戦し続けていた3ヶ月でした。

12月になったら、キャストもガラリと変わります。
どんなツアーになるのだろうか……。

そんな思いを馳せて、12月組にバトンパスをしました。
私(大久保)は、12月は森組を離れますので、12月の様子はゆず子さんにレポートを頼みました!

この後はゆず子さんによる12月のまとめです!

-----------------------------

おぐり組より一足お先に。。。
森組は12月22日川越にて千秋楽を迎えました。12月3日に茅野で初日を迎えた12月の森組。日数にすると20日に満たないのですが、え⁇そんな短かったの⁇と思うくらいなんだかとっても充実した日々を過ごしたなぁと思います(*^^*)

振り返ってみると9都市11ステージ。短い期間に首都圏から九州までいろいろ旅をしました。近年、こんにゃく座の旅にはワゴンが付き物!ということでワゴンでの移動もたくさんありました。(もちろんトラックも一緒です)
ある時は綺麗な富士山を見ながら西へ向かいます。ちょっと遠いけどf^_^;


これは静岡からの富士山。長野にも行ったので山梨からの富士山も楽しみました(*^^*)
お天気に恵まれるとついつい写真を撮ってしまいます。これはどこかのお山。


休憩ではそのSAならではのものが気になります。
ぐるぐるウィンナーに



お野菜のジェラートかな⁇



サンタさん仕様のたぬきさんや


ホットドッグとツーショットも撮ります。





こうして楽しみを見つけながら移動をしていく訳ですが中には12時間を超える移動の日もあり。。。こんな日は気分転換に席替えもたくさんします笑
こんな大先輩も助手席に座ったりしました!


移動はちょっぴり大変。でも向かった先で公演の日を心待ちにしてくださる方がいるのだと思うと頑張れるのです。この旅は特にあたたかいお客様に迎えていただき胸が熱くなる場面も多々ありました(*^^*)
保育園の子どもたちに見てもらったときは、客席から一緒に歌う声が聞こえて来て感動したり、音楽に合わせて手を振っている子たちが可愛すぎて目が釘付けになってしまったり。
はたまた女子短大生の前での公演もありました!心なしかテンションの上がる男性陣を横目に、なんだか女子も思わず楽しくなってしまったり。
見てくださる方々の熱を身体いっぱいに感じ。。。主催してくださった方々のお心遣いに感動し。。。そんな恵まれた環境で公演をしてこられたことを本当に幸せに思います。
『森は生きている』はずっと公演されてきた作品ですし、これからも続けて公演していく大切な演目です。とはいえ役者は入れ替わり続けるので、同じ12人プラスピアニストさんで公演出来ることってきっとほとんどないに違いない。今回の12月チームはいいチームだねって言ってもらえることも多く、嬉しい限りでした♡
みなさまお疲れ様でした*\(^o^)/*



最後に。
おまけに。
座日記に載せきれなかったけどぜひ見て欲しい写真たちをば。
その壱
似てる似てると喜ぶ茂様。確かに。


その弐
あまりに美味しい豚汁に感動する可愛い娘さん



その参
逆玉を狙う(??)久さま



その四
バジさんのお誕生会兼打ち上げー



文責:ゆず
写真:12月森組のみなさま

-----------------------------

こうして、大きくわけて3つのチームの森組ツアーが終了しました。
毎回、この組み合わせでやる事もうないんじゃないかって思う寂しさと、次のメンバーだとどうなるんだろうという期待とで、ツアーが終わっていきます。
来年はどうなるでしょうか…

今日は大晦日。
森に出かけたら、もしかしら12の月の精に出会えるかもしれませんね。
この作品と出会ったみんなに、素敵な大晦日が届きますように。


みなさま、本当にありがとうございました!
2016年の森組も、どうぞよろしくお願いいたします。



総編集:大久保
写真:森組のみなさま

0 件のコメント: