ネズミ組 in 島根県大田市『大田市民会館』(5月31日):島田大翼
島根県の大田市民会館へやってまいりました。みんなであくせく働き始めているところです。ここもちょっとしたホールなのですが、この空間でオペラをやるわけではありません、本日はこちらを楽屋として使わせていただきます。
ほらあっという間に楽屋になりましたね。体育館公演では日常茶飯事ですが、ホールでこのように男女が同じ空間にいるのはちょっと珍しいです。
今日は大田高校の皆さんに『ネズミの涙』を見ていただきます。今期初めての学校公演、いろんな意味で緊張が走ります。
新たにチタン役デビューを果たした北野さんや、給仕役の敏之さんも、初の学校公演に向けて色々な調整をしている様子です。
大田市民会館は3年ほど前にリニューアルされたばかりの綺麗なホールです。ちょっとマニアックな話になってしまいますが、こんにゃく座のオペラでは天井音響反射板(天板)や正面音響反射板(正板)の裏側にパイプを吊るしてそこに幕を吊ることも多々あります。しかしこちらの天板の下端には既にパイプが備え付けられているのです。便利です。
この感動をうまく伝えられている自信はありませんが、いろんな劇場でこの「天板や正板の下端にパイプ」方式が採用されていけばいいなあ、という夢をこの文章にぶつけてみました。
本番前、出番間近の高岡さんと北野さん。まだネズミと人間のキメラみたいな状態ですね。このあといよいよ本番。今日のお客様もたくさん笑ってくださいました。ありがとうございました。
写真はバラシの終わり頃、「洗濯機がこの角度でないとうまく動かないの」と洗濯機を抑える相原さんにそっと手を貸すタフガイの富山さん。
しばらく続いた旅ですが、ここで一度みんな家に帰ります。また週末から元気に。歌い踊っていきたいと思います。
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