おぐり組 メンバー紹介(2016年7月ツアー)

今回の『おぐりとてるて』ツアーメンバーに、「陰ながら努力・苦労している部分」について語ってもらいました。


大石哲史
大石哲史
民衆八、説経師三、兼家、藤沢の上人

千手観音の手の役をやってます。1メートル強四方の台を斜めにして、そこに五人が乗っかってる。前から4番目、前が鬼軍曹こと某女史だ。「ねえ、息吹きかけないで!」と言っている。鼻息が他の人より少々多い目の吾輩、確かに迷惑だろうなとは思うが、仕方ないんだ。長い髪をうしろに束ねている彼女のお団子が、もろ吾輩の鼻を包み込んでいるのだから。


岡原真弓
岡原真弓
民衆四、説経師四、学者一、女一、大蛇、女房一、占い師、宿女将

私は出演しながら制作マネージャーという仕事をしています。ツアコンみたいなものです。
そこでの苦労話をきいてください!
某ホテルでのこと!予め電話をして団体で行くけど、私がまとめて支払うということを何度も言ってます。
そもそも、支払わないと、チェックインさせてくれません。
本番が終わり、ハイエースで移動して、お腹ペコペコ。
さて、わたくしが手続きをしますところ、ひとりつづの値段を電卓を叩き出し、ちっとも計算が進まず、みんなを待たせながら、30分かかりました!
何故、団体でまとめてと言ってあるのに、いちいち杓子定規なのか!
大変腹立たしい!こういう苦労をしております。
おかげでその後のビールは美味しく飲みましたが。


佐藤敏之
佐藤敏之
民衆六、説経師五、学者二、女三、村人、後藤左衛門、鬼鹿毛2

私は一幕で性別を越え、獣や妖怪の類いにまで変幻しております。
そこで一番気を遣うのは足元です。
基本的に自分の場合民衆と説教師は裸足&草履です。坊主と女と蛇は足袋のみ。鬼鹿毛は黒地下足袋。
これがなかなかドキドキするんです。
間違って足袋を脱いじゃうと足袋は履くのに非常に時間がかかってしまう!
それで出トチりそうになった事は数知れず…


富山直人
富山直人
民衆十、説経師八、学者三、村人、侍一、鬼鹿毛1、鬼王、万屋主人

この作品では、実は私、着替える回数が1番多いです。どれも結構急いで着替えます。次の場面で全然違う格好で出て来たら、「お見事!」と心の中で拍手を送っていただけると嬉しいです。
そして、蛇や馬、船や墓など、大き目の特殊な小道具は全部扱っています。こちらも、「…素晴らしい!」と心の中で喝采を送っていただけると感涙にむせびます。


髙野うるお
髙野うるお
民衆五、説経師一、村人、三郎、村君の太夫

おぐりと大蛇がシルエットになるシーン。
直前に照明を床にセットし、2人が裏に来たら大蛇の羽織っている着物を受取り、形を整えて再び大蛇役に羽織らせ、すぐに何事もなかったかのように村人で登場する。っということをやっております。


彦坂仁美
彦坂仁美
民衆三、説経師二、とりあげ婆、女二、女房二、千手観音、姥

苦労その1 早着替え アワアワする着替えが6回くらいあります。
苦労その2 テクニカル作業 人喰い馬の鬼鹿毛を照らす龕灯を使う時、客席が眩しくならないようにそしてパネルに影がちゃんと出るよう気をつけながら大汗かいてます。
苦労その3 転換 甦ったおぐりがてるてと再会する場面で二人が乗る台を独りでサーッと移動しなければならない時、心臓バクバクです。


太田まり
太田まり
民衆二、村人、照手

「髪を結っておくれ、常陸小萩」と舞台上でゆうころんに叫ばれておりますが、(この時ゆうころんは裏で既に視る目とうせんの姿になっていて髪はないからとっても面白いのです。)現実世界でも本番前の仕込みの時間に7人分のかつらの髪を結っております。初演の時にちゃみと薫が大変に苦労を重ねて作ってくれたかつら達。初めて私がかつらを整えようとした時は椿油をいくらつけても櫛が通りきらず、1人の髪を結うのに1時間位かかってしまって、「これは旅公演で間に合うのか?!」とドキドキしていたのですが、今ではちゃんと間に合うようになりました。先日ちゃみがゆうころんのかつらの髪を梳いてくれたので、前回の旅よりスピーディーに仕上がるように♪舞台上でみんなのかつらが美しく整っているのを見ると、ひそかに心の中でガッツポーズをしております。


島田大翼
島田大翼
民衆七、小栗

小栗出生の時にセットの屏風パネルの裏で産声を上げるのですが、これが元気な上になるたけ和風の産声に聞こえるといいな、と思いまして、日々研究を重ねております。あと、舞台上の階段に隠れて衣裳を着替えながらカラスの声を出す時に、なるたけたくさんカラスがいるように聞こえたらいいな、と思いまして、最低3羽分の鳴き分けをしようと奮闘しております。いや、努力は実ると信じるしかありません。


北野雄一郎
北野雄一郎
民衆九、説経師六、女四、村人、小栗の家来、鬼次、上人の弟子

この作品ではたくさんの着替えをしているのですが、その中の一つに、村人から小栗の嫁候補の一人に着替えるところがあります。もちろん時間は短い。そこでは、足袋を履き、腰巻きを着け、打掛を羽織り、顔に白塗りして、かつらを被って、舞台に出ていく、ということをしているのですが、どう大変なのかというと、その着替え場に走り込んで、上記の着替えをしたら、そのまま舞台に走り込んでいく、そんな感じの忙しさなのです。


川中裕子
川中裕子
民衆一、説経師七、兼家の妻、大蛇の美姫、女房三、視る目とうせん

このオペラは早着替えは所々で大変なのですが
、他に私は立膝になるシーンというのが、照手姫と餓鬼阿がお別れするシーン、照手姫と小栗が再会するシーンの二箇所ありまして、この立膝、足の指がかなり反っておりまして、この状態でじっとしているのはなかなか大変なのです。うまい体重のかけかたでしゃがんでいかないと、痛いのをじっとがまんする事になるので毎回勝負です!!


佐山陽規
佐山陽規
横山、閻魔大王

何と言っても、たった4日間の稽古で過去に二回観たことがあるだけという、まったく初めての舞台に立たなくてはならないプレッシャーたるや!四十数年この仕事をやって来たけれど初めての経験かも?とにかく三回の舞台を無事に務められますように!



石崎陽子 服部真理子 林田和之
(写真左から)

石崎陽子
打楽器

この作品では、11種類の打楽器を演奏します。
複数の楽器を演奏する場合、楽譜の製本の仕方、セッティング、そして段取りがうまくいけば、演奏の3割は成功したと言えます。
段取りとは、次演奏する楽器の準備をここでして、左手にはこのバチ、右手はこれ、更に次のバチを楽器の上に置いておく、、などなど。
楽譜には楽器が一目で分かるように、蛍光ペンで色分けしてあります。
他にも色々ありますが、今日はこの辺で!!


服部真理子
ピアノ

素晴らしいメンバーに囲まれて、何の苦労もございませ〜〜ん\(^o^)/


林田和之
サクソフォン

舞台の右手側にきらびやかに輝く四本のサクソフォンを使い、今回のツアーに参加しております林田です!好きな食べ物はソフトクリームです!(^^)
さて、このサクソフォンと言う楽器、木管楽器と金管楽器の良いとこどり、野外演奏にも耐えうるように、と発明された楽器ですので、実はとても大きい音が出ます。
なので、普通の音量で吹いた瞬間に歌役者さんの声を飲み込んでしまいます!
そこで、息を出しすぎないように、繊細に息をコントロールしてアンサンブルしております。
そのためにはかなりの腹筋を使います。
なので、演奏後には体重がかなり落ちるので、取り戻すためにカロリー摂取が必須となっております!
さ!今日もこれから本番です!終演後のソフトクリームを糧に頑張って参ります!!

写真:姫田蘭


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