オペラ『タング-まほうをかけられた舌-』稽古場日誌(4月4日):武田茂

今日は、Aスタジオで1時から4時までの時間を使って、Aチームが『タング』を頭から最後まで丁寧に繰り返して稽古をする予定であった。

特にタングと少年のシーンは、歌のところも初めはセリフでやって、そのニュアンスを歌に活かす稽古をするはずだったのだが、冒頭のシーンだけで約90分掛かってしまったので、次の地下室のシーンが終わった頃には4時をすっかり回り、Bチームの稽古時間になってしまった。

Bチームには待ってもらい、そのままAチームで最後まで譜面通りにやってみる。交替してBチームが『タング』の稽古中には私達はBスタジオで『うたのステージ』の稽古をする。

これからは丁寧に場面を作り上げて行くことに重点が移って行くと思うので、気合を入れなおして創造的な稽古をしていきたいと思う。演出助手のチャミの注意深さが大きな縁の下の力持ちになっている。頼むぞチャミ!

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