オペラ『まげもん』稽古場日誌 まとめ 富山直人


(写真:姫田蘭)

さぁ、いよいよはじまります。
オペラ『まげもん』
今回は、静岡県の演劇鑑賞会、市民劇場の皆様にご覧いただきます。
(基本的に)2ヶ月に1度、会員みんなでいろんな演劇、お芝居、舞台を見続ける、という活動を長年続けていらっしゃる皆様です。
今回、その2ヶ月に1度の例会に『まげもん』を選んでいただきました。

3年振り、初演から今年で15周年。
新しいメンバーを迎えて、6月の末から7月の上旬まで、集中して稽古しました。

台本・演出の鄭 義信さんはなんと今年還暦。しかし、還暦とは思えない、若さ、熱さ、しつこさ、でありました。
毎回思うことですが、本当にしつこいです。
何度も同じ場面を繰り返します。
ニコニコ笑いながら…。
キャストも全力で応えます。
その時の正解不正解はありますが、とにかく全力です。これ必須。初演からのメンバーも新メンバーも。
汗かいて汗かいて、感情を深いところまで掘り起こし、壁を乗り越える…というか、たたき壊すというか…そんな毎日でした。
体力はキツくても楽しい毎日でした。

稽古の仕上げは、こんにゃく座のそばにある多摩市民館でのゲネプロ。
さて、その成果は…?

2002年の初演から参加している私の感想としましては、新しい『まげもん』が出来たかな、と思います。



熱く、うるさく、あたたかく、そして、やさしい。
静岡の皆様に、笑って泣いて楽しんでいただけるよう、一同全力で頑張る準備が出来ました。
お話の内容は勿論ですが、細かいところもお見逃しなく!
主に細かいところ担当の、私からのお願いでございます。



今回の公演は、静岡の演劇鑑賞会さん、市民劇場さんの会員の皆様だけがご覧になれます。
ということは、会員になるとご覧いただける、のですね。
様々な舞台を沢山の仲間と観る、という経験はなかなかワクワクする経験ではないか、と個人的に思います。もし、興味がおありの方は、地元の演劇鑑賞会さん、市民劇場さんへお問い合わせ下さいね。

オペラははじめて、『まげもん』って何?
と、思ってらっしゃる静岡の皆様、沢山いらっしゃると思います。
はじめましての皆様に楽しんでいただけますよう、出演者、制作、スタッフ一同、精一杯全力で務めます。



どうぞよろしくお願い申し上げます。


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