オペラ『スマイルーいつの日か、ひまわりのように』稽古場日誌(8月4日〜6日):冬木理紗

1~3日の音楽稽古に引き続き、音楽監督の萩さんや、演出助手の美佐子さんに曲を見ていただきました。
こんなに音楽稽古の時間を取れるのも珍しいです。日を重ねるごとに『スマイル』の世界が広がっていくのを感じます。
4日には演出の立山さんが聴きにいらっしゃり、頭から全曲を聴いていただきました。


全員で歌うところ以外は、
こんなふうにグループに分かれてみっちり音楽稽古をします。



うちら陽気なサマーフラワーズ♪
ホワイトボードにある「SF」というのは、この漫才の御三方のことです。


エネルギッシュで楽しいです。
とにかく3人の息が大切なので、時間があれば台詞合わせをしています。


こちらは子ども組。


キラキラと子どもの感性弾ける場面もあれば、胸が張り裂けそうに辛く切ない場面もあり…。
いやあ、やっぱりものすごい作品です。


2015年にオペラ塾で『スマイル』を上演した際にも、僕はキャストとして関わらせていただきました。
その時の思いがいろいろと込み上げてくるのと同時に、新しい『スマイル』を、今度はこんにゃく座で上演できると思うと楽しみでたまりません。

全体集合が遅い日もあったので、昭和館という戦争の資料館に行ってきました。

昭和館には当時の人々の生活についての展示や図書・映像がたくさんあり、
作品についての新しい発見もあったのですが、壮絶な資料内容にグッタリ…。やられてしまいました。
「そこにあった人々の生活をしっかりと描き出す」というのが今回の僕の課題のひとつです。
作品の強さに負けず、1ヶ月間食らいついていきたいと思います!



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