オペラ『森は生きている』文化庁公演事前ワークショップ(9月18〜29日):高岡由季

9月18〜29日、オペラ「森は生きている」文化庁公演の事前ワークショップに行ってきました〜!

メンバーを紹介します。
ポケモンたちに囲まれてます。



〈真ん中〉主な講師:青木美佐子さん!
〈右〉講師アシスタント:高岡由季!
〈左〉ピアニスト:大坪夕美さん!

この愉快な3人で、2週間で9つの小学校をまわってきました。
【楽しい観光】【器具庫の妖精】【愛しい子どもたち】の三部構成で、旅を振り返っていきたいと思います。


【楽しい観光】
ワークショップの旅は、仕込みとバラしがほぼ無いので、自由な時間が多いのです。
最初の1週目は北海道。釧路、札幌、苫小牧をまわりました。
みんな観光地に行ったり、六花亭でお茶したり、美味しい海の幸を堪能したりして、北海道を満喫しました。



2週目は、東北!岩手の一関、北上、宮城の気仙沼、柴田郡、仙台をまわりました。

一ノ関↔︎気仙沼間の駅には、ポケモンが沢山いました。なにこれ、楽しい!!



東日本大震災で被災した東北のこどもたちに笑顔を届け、また全国のこどもたちに東北の旅を楽しんでほしいとの思いから、ポケモン列車が運行されているのだそうです。
なんだか私たちもテンションが上がってしまい、ピカチュウが駅にいるともれなく写真を撮ってしまいました。


【器具庫の妖精】
ワークショップ中、基本的に私たちは体育館のステージの上にいるので、おのずと控え室は体育館の器具庫になります。



器具庫から3人で出てきてワークショップが始まり、終わった後は子どもたちに手を振って器具庫へと帰っていきます。
はじめは、あまり何も考えずにそうしていたのですが、3校目ぐらいから
「器具庫から出てきて器具庫に帰っていく3人」の可笑しさに気付き始め、それからは笑いをこらえるのに大変でした。



美佐子さんと大坪さんに、「器具庫の妖精のイラスト描いて!」という謎のリクエスト(笑)を受けて落書きを描いたら、2人ともすごく喜んでくれて嬉しかったです。

【愛しい子どもたち】

北海道の子どもたちも、東北の子どもたちも、みーんな素直で可愛いかった!!

歌っている私たちをみて、みんな目をパチクリ。
びっくりしてるような、ワクワクしてるような、キラキラした目で観てくれます。

文化庁公演では、「森へ向かうソリの歌」を子どもたちもみんな一緒に歌います。
「本番はみんなもオペラ役者になって、歌うんだよ!」と言うと、喜ぶ子がいたり、不安そうな子がいたり、「えー、やだー!」と声をあげる可愛いあまのじゃく君がいたり。
でも、どの子もみんなで歌うときになると楽しそうなのが伝わってきて本当に可愛い…。

全力で飛び跳ねて、大きな声で歌ってくれる子もいれば、
一緒に歌うときは恥ずかしそうに口を閉じているのに、休憩のときに私のところにトコトコ歩いてきてソリの歌を綺麗な声で聴かせてくれる子がいたり。

外から見える楽しみ方はみんなそれぞれ違うけど、みんな必ず楽しい歌にワクワクしているのです。

音楽の力ってすごいなあって思うと同時に、
この子どもたちからあふれてくる素直な笑顔が、本当にかけがえのないものだなあ、宝物だなあって思いました。

またみんなの笑顔に会えるよう、ひとつひとつ、良い公演ができるように、頑張るぞーーーー!!!


〈おまけ〉



私と似てる!と話題になった、松岩小学校の先生と。
似てますか?なんか嬉しいです。笑


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