ロボット組 in 愛知県名古屋市『大和小学校』(10月17日):冬木理紗

名古屋市の大和(たいわ)小学校にて、315名の子どもたちに観てもらいました。
僕は今ツアーでは、「裏ロボ」を担当しています。
2015年のツアー以来なので、2年ぶりの裏ロボです。
その時はホールでの公演でしたが、今回は全て体育館での公演。
子どもたちとの距離がより近くなった分、
彼らの喜んだり、驚いたり、泣いたりという表情を目の前で感じられています。


この日は朝仕込みからの本番でした。


左上に見られる長い木材は、
通称「ツーバイフォー」と呼ばれるもの。
体育館の仕込みではこれを使って幕をつります。
舞台部の5人で息を合わせて、ロープを引き上げます。

こんなかんじ。
綺麗に上がると気持ちがいいです。


ステージの緞帳がカラフルで、アートで、とっても素敵でした。

どんな物語があるのか思わず探してしまいます。

緞帳の裏は楽屋。
こんにゃく座では体育館のステージをこのように楽屋として使用することが多いです。
衣装部の仕事がひと段落して、お茶のご様子。



サファイアちゃんは、
おニューの「派手派手つけまつ毛」をゲットして目を輝かせています。



こちらも、カラフルなマットが敷き詰められています!



本番中は子どもたちがこの上に座って、
賑やかなシーンは声を上げて思いっきり楽しみ、静かなシーンはじっくりと集中して観てくれました。
1幕と2幕の休憩時間の間も、それぞれお友だちとオペラの話で盛り上がっているようでした。


公演後は昼食のお弁当を食べながら、
本番を観ていた座員スタッフからのダメ出しタイム。
子どもたちの反応をみながら、旅中もより良い作品を作っていこうと試行錯誤する
こういうところに座組の一体感を感じます。

そういえば9月の本公演『スマイル』の時に、僕のお客さまからもそういった言葉をいただいたのを思い出しました。
「こんにゃく座は役者の一体感がすごい」とか
「皆さん本当に仲がいいんですね。」とか
「チームワークが素晴らしい。」とか

仕込みから、本番、バラシまで、
1日1日の舞台をみんなで作り上げる旅生活があってこそ生まれる、一体感なのではないかなあと思います。
ツアー最後まで、良いチームワークで駆け抜けていきたいです!

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