よだか組 in 岩手県花巻市『花巻市文化会館』(3月9〜10日):島田大翼
岩手県は花巻市にやってきました。雪は降ってこそいませんでしたが、そこらによく積もっていました。空気もなかなか冷えています。寒いです。
3月8日いっぱいかけて川崎から岩手へ、車を転がしてやって参りました。いよいよ新たな『よだかの星』チームの旅の始まり。意気揚々です。9日は花巻市文化会館にて、仕込みとゲネプロ。
これまで『よだかの星』のうたのステージでは青空幕というのを1つ吊ってその後ろに隠れたりしていましたが、今回は人数が多いので3つ吊ることになりました。新しくこしらえた幕吊り装置でばっちりです。
稽古&稽古です。今回はピアノの他にサックスが入ったり、リコーダーやアコーディオンにフルートとクラリネット、色々な楽器も入ります。楽しい感じですよ。せっかくですからゲネプロの写真を何枚か載せておきます。
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「電車」の1シーン。
「グランド電柱」の1シーン。
「月夜のでんしんばしら」の1シーン。
「五がつははこだてこうえんち」の1シーン。
以上『よだかの星』より、いくつかのシーン。
衣裳をつけて、照明が入ってお稽古をおこなうとまた新たな気持ちになりますね。視界がまるで違いますからね。早く慣れていかないと、と思います。頑張ります。
ゲネプロの後には大石さんからのダメ出しです。今回は演出助手の西田さんが照明のオペレーションをやらなくてはならないので、大石さんは「ボイスレコーダーにダメ出しを小声で吹き込む」という方法を取ったそうですが、この方法が大石さんの中で大好評だったみたいです。嬉しそうでなによりでした。
島田が歯ブラシ片手に衣裳の色味を調整していますね。戦隊ものみたいな感じなんですよこの演目の衣裳。鷹を演じる武田さんの衣裳は赤です。血の色です。ちなみに高岡さんは川の色、沖さんはシダの色、島田は味噌の色です。これからご覧になる方は、是非それぞれの香りを想像しながらご観劇ください。
臨時収入があったという大石さんが、決起の飲み会に連れて行ってくれました。生きることは食べること。お腹いっぱいになって明日へ備えます。
10日も朝からお稽古です。昨日の居酒屋で仲良くなった方が、たい焼きを差し入れてくださいました。みんなすごく幸せでした。
そうしてなんとか元気に本番を終え、お客様をお見送り。楽しんでいただけましたなら幸いです。こんにゃく座は宮澤賢治作品をたくさんやってますから、是非他のオペラも花巻の皆様に見ていただけたらいいなあ、と思います。精進して参ります。ありがとうございました!
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