4月に、高橋志野、森かなで、ふたりの新しい制作メンバーを迎え、これを機会に事務所のレイアウトなどを一新しよう！ ということになりました。
いままでは、ひとりひとり定位置があって、そこで仕事をしていましたが、
役者たちが事務所で作業をすることもあり、それならいっそ、制作も定位置を決めず、
その時々で自分の好きな場所に座り、打ち合わせなども気軽に行えるような事務所にしたいね、と夢がふくらみました。
2月ごろからみんなで希望を出し合って、麦が集約し、方法を考えて段取りをし、この週末に、実行！ となったのです。
《作業一日目》
メンバーは、制作のあずみさん、湯本さん、たのうえ、麦、もりぞう、志野、かなでの他に、花ちゃん、雄一郎、いつくん、哲が、超強力助っ人として参加してくれ、総勢11人で作業スタートです。
まずは、いままで使っていた机、いすを倉庫へ移動し、床板を貼っていきます。
床板は、岡山県英田郡西粟倉村にある、「西粟倉森の学校」から取り寄せました。
西粟倉村は面積の95％が森林だそうで、そこから出る間伐材を使って、製品をつくり販売しています。麦が西粟倉村に所縁があることもあり、今回こちらから床材、そして、机を入れることにしました。
床材は、ヒノキ。裏にゴムが貼ってあります。一枚一枚組み合わせて貼っていきます。
事務所の広さは約36畳ほど。
真ん中に構造上抜くことができない柱が二本、そして壁にも柱の出っ張りがあります。
その部分は材を細かく加工しながら材を貼っていきます。
そして床材が1/3ほど貼り終わった頃、待望のランチタイム！
こんにゃく座お料理番長・湯本さんが、冷製肉うどんを作ってくれました。みんなでおいしくいただきます！
お昼過ぎには、たくさんのアイスを持って、相さんが登場！
3時のおやつタイムをはさんで、もくもくと床を貼り、そして蜜蝋ワックスを塗っていきます。
作業開始から9時間後の19時、無事、床面が貼り終わりました！
うるおさんは完成したころに表れて、「いいじゃん、いいじゃん」とほめてくれました。
《作業二日目》
朝いちばんの事務所は、ヒノキのいい香り！
仕事がはかどっちゃいそうです。
さて、今日は制作メンバー7人で作業をします。
昨日作業がはかどり床部分が全部終わったので、あとは机といすの組み立て、それから、机と机の間にコードをはわす、通称・ブリッジの設置、そして床作業のためにいったんどけてあった棚などを戻すのみです。
机は全部で14台、いすは全部で15脚。どちらも簡単に組み立てられ、あっという間に完成です！
こうして、二日間にわたる、事務所改装大作戦は無事に終了しました。
連休明けから新しいピカピカの事務所で働くのがとっても楽しみです！
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