オペラ『銀のロバ』稽古場日誌(4月27日):荒井美樹

今期からの新メンバーでの連日の稽古!ぐんぐんぐんぐん進化しております!!
そんな中今日は初めての通し稽古。音楽監督の萩さんやホールの照明を担当してくださるSLSの増子さん、座員が見守り、稽古場に“ロバ愛”が漂う中行われました。


“ロバ愛”がたくさん♡


物語は旅をする〜♬


二人がママに内緒で、中尉さんにパンを持ってくるシーン。姉のマルセルがパンにジャムを塗って中尉さんに渡します。
ジャムやミルクなどの瓶がいくつかあって、出し方や置き方を何度も稽古していたマルセル役の静香ちゃん。ある時、私の顔を見るなり「瓶が‥瓶が‥」と訴えつぶやくほど稽古していました。
その甲斐あって、今日はとてもスムースな手さばき!ジャムも大サービスして、中尉さんが大好きなブラックベリーのジャムをたくさん塗ってもらって嬉しそうでした♬

久さんのチューイさん
なんともいえぬ哀愁が漂っていて、戦場から抜け出してきた辛さや過酷さを想像させてくれます。落ち着いた貫禄も魅力的です!


ピアニストの五味さん
今回5月の山梨での公演で弾いてくださいます。
力強い表現だなと、はっと思わせてくれる豊かな演奏。今から本番が楽しみです!

無事に通しも終わり、萩さんからも“良かった。旅に出てどんどん成長して欲しい”と言っていただけました。
このメンバーで創る物語、どんな旅になるだろうと今から期待が膨らむ、そんな通し稽古でした♬

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