オペラ『イヌの仇討 あるいは吉良の決断』稽古場日誌(9月7日):島田大翼
ごらんの通り、メチャクチャ気合いが入っています。
『イヌの仇討~』本日は“い組”と“ろ組”それぞれの通し稽古を行いました。休憩含めて2時間50分ほどある作品ですので、両組通すというのはなかなか大変です。大変ですがなんとかやれましたので、実際に2ステージ上演する日もなんとか乗り切れるんじゃないかなという気がしてきました。
ちなみに前売りチケット完売の日がけっこうありますが、2ステージの日にはまだちょっぴりお席あったりしますので、迷ってらっしゃる方は是非そこを狙って見に来てください。
ところで上の写真で私が手にしているのは刀の代わりの広用紙ですね。清水一学は二刀流なんですよ。なのでこうして広用紙の筒でもって気持ちのお稽古を重ねているというわけです。
とか言っていると、すぐに「広用紙なんて聞いたことがない!」なんて茶々があちこちから飛んできます。これは衣裳の型紙などを取るために衣裳部屋にストックしてある広用紙なのですが…やれやれ、この大きな白い紙を広用紙と呼ばないんだったら、いったい何と呼んだら良いんですか。
バリィッ!!「おおばんし!(大判紙)」(島根県出身)
バリィッ!!「たいようし!(大用紙)」(新潟県出身)
バリィッ!!「びーし!(B紙?)」(岐阜県出身)
バリィッ!!「とりのこようし!(鳥の子洋紙??)」(愛媛県出身)
バリィッ!!「がんぴ!(雁皮???)」(富山県出身)
バリィッ!!「ひろようし(広用紙)だっつってんだろぉぉ!」(熊本県出身)
まあ何が言いたいのかといいますと、こんにゃく座にはいろんな都道府県の出身者がいて、みんなで賑やかにお稽古しているということです。『イヌの仇討~』本番まで残すところ一週間。頑張ります。よろしくお願いします。
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