宮沢賢治の詩によるソングとお話『ぶどうの日』(9月1日):鈴木あかね

こんにゃく座と長いおつきあいのある、ムジカ音楽研究所の菊地彩さん主催による、「うたとピアノとおはなしの会 その8 宮沢賢治の詩によるソングとお話『ぶどうの日』昼の部」に行ってきました。

彩さんはとても繊細な方ですが、芯はしっかりしていて、大好きだという賢治作品の朗読、うたにそのことがはっきり現れていました。

こだわりぬいた作品選びで、萩さん、光さんのソングの合間に宮沢賢治の『ざしき童子のはなし』『黒ぶだう』『おきなぐさ』など、じっくり聞かせてくれ、その言葉の紡ぎ方が印象的でした。

共演の花島さんと、絶妙なバランスで楽しそうにデュエットしていて、アットホームな会場いっぱいにしあわせな空気が満ちていました。湯田さんのピアノも、暖かさに溢れ、湯田さんの旦那さまの福島弘和氏によるピアノ曲もステキでした。

昼と夜ではプログラムがほとんど変わるという熱意!脱帽です。

賢治ファンにはたまらない、充実した時間をありがとうございました!


(写真撮りはぐり、稽古中の貴重な一枚を拝借しました)

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