オペラ『森は生きている』公演事前ワークショップツアー(10月1日~5日):高岡由季

11月からツアーが始まる、オペラ『森は生きている』の事前ワークショップ!2週目です。
今週のメンバーは、高岡由季、荒井美樹、ピアニスト関直子さんです。



先週は、ゆき・みき・ゆみトリオでしたが、
今週は、ゆき・みき・せき!!
どっちも紛らわしいですね。
泊まったホテルの受付の方も混乱していらっしゃいました。


1日目は、瀬戸内市立国府小学校!!
元気いっぱいに楽しく歌ってくれました。
私たち、いつも子どもたちには自己紹介のときに「ゆきちゃん、ミキティー、おせきちゃん」と呼んでもらっているのですが、
ワークショップの最後の質問コーナーで
「本番の日に来る、こんにゃく座の人たちは何て呼べばいいんですか?」と素敵なご質問!
みんなの名前、全員紹介するのは大変だったので、「このあとみんなの名前を先生に教えておくね」と約束。
本番の日にお邪魔するメンバーの写真と名前をお手紙にしたためました。



子どもたちに届くのが楽しみです♪


2日目は、福山市立大谷台小学校!!
目をキラキラさせて私たちの歌を聴いてくれ、よく笑ってくれ、
「みんなもオペラ役者になって一緒に歌うよ」と言うと「わぁ〜っ!」と喜んでくれ、
私がお話するときはすぐにシーンとなって集中して聞いてくれる、どこまでも素直な子どもたちでした。



坂の上の学校でした。帰り道は下り坂なのでちょっと余裕。
よい眺め!


3日目は山口市立阿東中学校

初の中学校です。思春期の子どもたちは、楽しんで歌って踊ってくれるだろうか…。
前日から3人で話し合い、「大人の女性としてカリスマ性を出していくスタイルで行こう」とかいろいろ作戦を考えてましたが、結局はそんな不安も不要でした。
素直な子どもたちで、私たちも等身大で向き合い一緒に楽しい時間を過ごせました。
男子たちの低い声がよく響く、初々しくも雄々しい「森へ向かうソリの歌」を初めて聴きました。
女子の声ももちろん優しく綺麗に響いてました!!
質問コーナーでは
「緊張して頭が真っ白になるときはどうしたらいいですか」
「どうしてオペラ役者になろうと思ったんですか」
「本番があるのに声が枯れたことはありますか」
と、ちょっと大人な中学生ならではの現実的な質問がたくさん。
全部、喋りすぎか?って思うぐらい十二分に解答させていただきました。
本番が楽しみです!!!


4日目は柳井市立小田小学校!
今年の8月には「ネズミの涙」ツアーでお邪魔した柳井市。そのときに頂いた、柳井市の民芸品である「金魚ちょうちん」は中に豆電球を入れて今も家に飾ってあるくらいお気に入りなんです。



学校の中にも金魚ちょうちんがいっぱい!



子どもたちも、金魚ちょうちんのように明るく、ひらひらとしなやかに素直に歌って、飛びはねて踊って楽しんでくれました。
こんにゃく体操も、上手でした!!
やっぱり、心が柔らかいと身体も柔らかいのかな?


2週目ラストの5日目は、和木市立和木小学校

「あまんじゃくとうりこひめ」の1シーンを抜粋して子どもたちに見せるのですが、そのときに関さんは「ちんからとんとん〜♪」とはた織りの歌を弾き語られます。
そのためにいつも「ち〜んち〜ん」と高い声を出しながら歌役者顔負けの体操をなされます。



こんにゃく体操ではありません。独自の動きです。

和木小学校の子どもたちは、
とにかく、大きな声で歌って飛んではねてくれました!!
私たちが圧倒されてしまって、ピアノの伴奏も聞こえなくなるほどでした。
子どもたちに楽しんでもらおうと思ってワークショップをやっていますが、私たちが楽しい気持ちにさせてもらっている気分でした。
先生が、「これから本番の日まで、毎日学校が揺れるのか…」と仰っていて、笑ってしまいました。

蛇足ですが、ワークショップの最後、ミキティーが子どもたちに「またみんなに会えるのを、ワキワキ(和木小学校だけに)して楽しみにしています!!」と呼びかけました。子どもたちはポカーンとしていました。ゆきちゃんとおせきちゃんは白目を剥いていました。


とにかく毎日、子どもたちと死ぬほど楽しい1時間半を過ごさせていただいて、私、死ぬほど幸せです。

ワークショップはあと4校!
頑張ります!



高岡由季

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