オペラ『森は生きている』公演事前ワークショップツアー(10月22日~25日):荒井美樹


『森は生きている』事前ワークショップ、第3弾やって参りました!島根県!またまた、ゆき・みき・せきトリオです。
今月は神無月、全国の多く神様が出雲大社に集まって縁結びの相談をされるので、島根県は神在月なのです。そのせいか空が澄んで虹も出ていました!爽快!!



1日目は大田市立五十猛小学校
学校の目の前には澄みきったミントグリーンの海!校舎に入ると「おはようございます」と子どもたちが元気に挨拶してくれました。
おせきさんに呼ばれてピアノのところへ行くと、なんと私と同じ名前のピアノが!記念に「MIKI MIKI」でツーショット!



ワークショップの間、じーっと話を聞いてくれている子どもたちが、「ソリの歌」になると、それぞれの個性が滲み出た踊りを見せてくれ、こんな感じ方、あんな感じ方、さまざまなに表してくれて嬉しくなりました。
終わりには「わたしも一緒に帰る!」と、子どもたちを見送る私たちの横に並んで、みんなを見送る子も!
センス抜群のみんなと公演で一緒に歌って踊れることが楽しみになりました。

ワークショップの後、電車に乗るまでに時間があったので、魚づくしのご飯をいただき、海で飛んだり跳ねたり浮かれたり…駅で黄昏れたり…有意義な時間を過ごせました。



2日目は島根県立浜田養護学校
浜田養護学校、国府小学校のみなさんが参加してくれました。
校長先生はこれまでに何度か『森は生きている』を観てくださっているとのことで、「私は好きで観ています。みんなは初めてですが、こんにゃく座に来ていただけることを楽しみにしています」と温かく迎えてくださいました。
ワークショップでは、わたしと手を繋いで笑顔で一緒に歌ってくれる子など、みんなそれぞれに感じることを声や身体で表している力強さに心打たれました。先生方はとても気さくで、先生同士とても仲が良さそうで、素敵な関係だなと思いました。皆さんの明るさと逞しさをみて色々教えていただくことができました。

3日目は邑南町立日貫小学校
ワークショップでは、大抵はステージに歌詞を吊るして行っているですが、今日は全校で13人ということで、子どもたちが見やすく、絵本の読み聞かせのようにアットホームな感じでできたらと、歌詞を壁に吊るしてこんな感じで行いました。



写真右側、ソリがカーブして遠心力で “ゆみになる〜!! ” の ポーズのおせきさん!活かしてますね!

ワークショップが始まると子どもたちの澄んだ歌声に大感動!ゆきさんは「おばちゃん、みんなの歌声でウルッときちゃいました」と涙し、おせきちゃんもウルッときて涙をこらえたというほどでした。
こんにゃく体操の骨盤を回す体操では、みんな柔軟。ゆきさんが「みんな想像してみてください。骨盤をカレーのお皿と思って、骨盤を傾けてカレーをこぼしてください」と説明するのですが、「カレーもったいないな〜」「あー。もうジャガイモしか残っていない」など、想像力豊かな言葉が出ていました。
子どもたち、先生方が、体中で歌って踊ってくれました。最後にみんなが好きなものを話してくれ、感想では「歌うだけはできたけれど、動いて歌うのは大変でした。体力がもつか心配だから、公演までに体力をつけて練習します」と、子どもたちのひたむきな気持ちに心打たれました。



帰りには教室の窓からみんなで手を振って見送ってくれました。

4日目は島根県立石見養護学校
朝到着すると冷っと涼しい山の気温。
島根の中でも寒くなるところで、近くにはスキー場も。思い思いにウォームアップしたり、日向ぼっこして体を温めました。



おせきさんは “直角のポーズ” とのこと、独自のスタイルが濃厚でいらっしゃいます!

ワークショップでは集中して話を聞いてくれ、歌や踊りも元気一杯、一人一人の歌声や踊り、笑顔がとても素敵でした!話を聞いているときの真剣な表情がとても印象に残りました。



山がとってもきれいー

9月10月で3週に渡ったワークショップ。島根、岡山、広島、山口、4県の学校に伺わせていただき、中国地方の魅力にたくさん触れることができました。みなさんにとても温かくしていただき、とても癒され、パワーをいただきありがとうございました。今度は18人で、みなさんと一緒に歌えることを楽しみに伺わせていただくので、どうぞよろしくお願いいたします!!



出雲から大田市に向かう車中からの日没。
撮影は「グラデーションが美しい!」と大興奮のゆきさん♪

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