森組 in 広島県庄原市『高野中学校』(11月26日):泉篤史

オペラ『森は生きている』文化庁ツアー、あれよあれよと言う間に11月最終週のスタートです。

今日は高野中学校。この日は朝から身に染みるような寒さ…そして霧がすごかった!


ほらほら。


この「五里霧中」感。伝わりますかねー。


校舎も霧がかかっていて幻想的。

寒くて寒くて身も引き締まります。というか縮こまります(笑)でも、仕込みをしていると、どんどん体が温まっていきます。この体がだんだん温まってくるのが、体が目覚めていくようで好きですねえ。

そんな中、新しい道具に喜ぶ人も。


新しいコードのボテに喜ぶ荒井さん。
今まで壊れやすいダンボールにオペラで使うコード類を入れていたのですが、この度丈夫なプラスチックのボテに新調したのでした。
ちなみに「ボテ」とは…なんといったらいいんでしょうか…こんにゃく座の舞台現場では、よく写真のようなプラスチックの容器をさすことが多いです。
…と、この記事を書いているうちになぜボテという言葉なのだろう…と気になってきたのでちょこっとネットで調べてみたところ、どうやら「張りぼて」の「ぼて」からきているようです!張りぼてのように中身が空っぽで、軽い箱。それを「ボテ箱」と呼んでいたそうな。ふむふむ。
と、ネットではこのくらいしか載っておりませんでした。気になる方は是非ご自身で調べてみてくださいね〜(笑)

仕込みも順調に進み、みんなの楽しみなお昼ご飯の時間!今日のお昼はシンプルにおにぎりにカップスープ!


おまけにこんな賑やかなテーブルクロスを用意していただき、気分はまるでハイキングにでもやってきたようです♪


そのほかにも、魚肉ソーセージや、彦坂さんが道の駅で買ってきてくださったりんごも!


お腹いっぱい。体育館へは綱渡りごっこをしながら帰ります。


そしてお稽古。おみじかのシーンもすっかり板についてきました。


うさぎの転び方も、豪快になってきました(笑)


中学校での公演は、この旅では2回目。高野中学校の皆さんは、静かに、でも集中してオペラを見てくれました。小学生の子供たちには気がつきにくい、二幕の始まりのシューバのシーンの合いの手や、細かな芝居の仕草にも反応していて、そのおー、そこに気がつくか!と舞台の上からお客様の反応を楽しんでおりました。
ソリの歌をみんなで歌うときなんかは、恥ずかしそうにしながらも一生懸命歌ったり体を動かしてくれて、嬉しかったなあ。

さあ、今週も頑張ってまいりますよ〜!

〜オマケ〜

舞台裏で、自分の出番を待つ方々。


お、

おおお…

…どんどん増えていきます(笑)

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