森組 in 島根県邑智郡『日貫小学校』(11月27日):荒井美樹

島根県邑南町にある日貫小学校にやってきました。
暖かい天気のもと、朝から仕込んでいると児童の皆さんたちが見学にきてくれました。

バラバラのセットが次々と組み立てられ、台が立つと「わぁー!」っと、歓声が随所であがり、仕込んでいる私たちも嬉しくなって、仕込みがはかどりました!

仕込みの後、舞台部では、舞台監督 久寿田さんの『ほそびき講習』が開かれました。
私はロープを緩めることなくしっかり締める、業界用語で “ころす” というのですが、その方法や考え方をみっちり教えていただきました。
上級者の皆さんは、何やら複雑な!?結び方を学んでいました。

結ばれた泉さん、下を向いていますが何やら嬉しそうです!
哲さんは、林光さんの「舟唄」にも出てくる “もやい結び” を習得!哲さんも嬉しそうです!


昼食を食べていると、空調に心の健康用語が!

“ふりむいて きみのうしろに ぼくがいる”

優秀賞をもらったこちらの言葉に、冬木さんが大変気に入ってとても嬉しそうでした!先輩に「冬木がそんなに笑っているところ初めて見た!」と言われるほど、それはもう嬉しそうでした!こんなに人を楽しくできるなんてまさに心の健康用語ですね♪

児童の皆さんや地域の皆さんは、カラスの“カー”に笑ったり、「動物たちの点呼」ではうなづきながら一緒に点呼してくれたり、ソリの歌では手拍子の中歌ったり、一緒になって楽しんでくださいました。


オミジカ おにごっこ♪

焚き火を囲んで♪

女王とソリに乗って待雪草を探しに!?


最後に六年生が挨拶してくれました。
「今日は森は生きていて、精たちが森を守っていることがよくわかりました。僕たちも日貫の森と生きています、今日は精たちが森を守っているところを観て、僕たちもしっかり森を守っていかなければと思いました。」
と、森に住んで森を大切に生活をしていることがとても伝わってきました。自分の言葉でしっかり思いを伝えてくれた言葉に心打たれました。

帰りに公演を見たおじいさんが自転車に乗りながら「楽しかったです。また観たいです。」と言って去っていかれ、心が温かくなりました。
素敵な皆さんの町で公演できたことを幸せに思いました。ありがとうございました。

明日からも元気にがんばります!

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