アルレッキーノ組 in 埼玉県所沢市『所沢市民文化センター ミューズ マーキーホール』(12月4日):西田玲子

本日は所沢市民文化センター ミューズ マーキーホールです。

こんにゃく座を出発して、2t は、練馬から関越道、4t は下道で来ましたが、到着はほぼ同時でした。



ホールは馬蹄形、着いたときには調律中で、ピアノとホールの関係が何だかとても美しい光景でした。



搬入、搬出は主催の所沢演劇をみる会のみなさんがお手伝いしてくださいました。
大きな演目で、照明もセットも運ぶものが多いので本当に助かります。

仕込み休憩時間に、裏の公園が大変美しいと言うので、舞台部は芝生でコーヒータイム。



この日は12月とは思えない暖かさで素晴らしい時間でした。

さて、お仕事、お仕事。
私、西田は小道具係。と言うことで小道具のお話を、



この黒の大きな箱、ピンを抜いて開くと、このまま袖における小道具の棚になっています。



島田くんの手作り。

島田くんと言えば、今回アルレッキーノ役は大石さんと島田くんのダブルキャスト。
芝居が違うのはもちろんのこと、使う小道具も少し違っています。
例えば8場のレストラン、大概同じものを使いますが、どちらかだけしか使わない小道具があります。


大石さんが使うものはこちら



島田くんが使うものはこちら。



使わないものはその期間、別箱に入れて混じらないようにします。


ちなみにあの長いスプーンはどう使うかと言うと、



そしてもうひとつ紹介したいのがこちら。



ドットーレ博士が肌身離さず大事に持っているこちらの本

開くと、筆記体でビッシリ書いてあります。
読んでみると、



至極結構 ― とても良いこと
順風満帆 ― 追い風を帆いっぱいにはらむこと、物事が順調に運ぶ様。

四方八方 ― あちらこちら

万事慶賀 ― 喜ぶ、祝うこと、祝賀、めでたい。

ふむふむ、英語かと思ったら、ドットーレ博士が、この芝居の中で使っている四文字熟語とその意味がローマ字表記で書いてあるの。

小道具は、作る人のこだわりが詰まっていてよくみると大変面白い。

ぜひ、小道具にも注目して見ていただけると、嬉しいです。

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