林光歌劇場2019 劇場日誌(9月12日):熊谷みさと

こんにちは。「おじいちゃんの口笛」でベッラ役をやっております、熊谷みさとです。



これはぼくのおじいちゃんになってくれるひと。ニルスさんです。
ニルスさんはさくらんぼが好きです。

このニルス役の大石さんが6年くらい前に書いた座日記を、久しぶりに発見しました。読んでみてください、最初のほう!
https://konnyakuza.blogspot.com/2013/06/in-618.html

大石さんがこんなふうにさくらんぼにほほえむひとだなんて。
ニルス役は大石さんのためにあるような気がしてきます!
こんなにぴったりのおじいちゃんを持てて幸せです!


私の祖父は多趣味な人でしたが、直接何かを教わったり、一緒に何かをしたりはほとんどできずき亡くなってしまったので、もしおじいちゃんと一緒に過ごす時間があったらこんなだったかな、どうかな、とニルスさんとの時間をとっても楽しんでいます。


そんなこんなで、本日はとうとうの、初日!開幕でした!!

午前から少し部分稽古をして、しっかりゲネプロもやりました。




これは、ぼくベッラの相棒、ウルフ役の沖さんです。
「ふしぎなたまご」で、私の乗っている台車を押してくれています。いつもありがとうございます。




そんなぼくらに軽蔑の眼差しを向ける薫さん。
「ふしぎなたまご」のアミナ王女役が竜のアミナを睨みつけているところです。そういうシーンではないのですが、そう考えるとなんだか切ないです。




舞台裏で次のスタンバイをしていると、パネルの出口に掴みかかるすごい形相の人が



大家役の西田さんです。
「ふしぎなたまご」には面白いキャラクターのひとがたくさん登場します。
強烈でわくわくします。


ゲネプロ後にはしっかりダメ出しをいただき、短い間にも稽古して、細かなところも更なる改善に余念がありません。





今日のピアニストは五味さん。

銀のロバ』に続いてお世話になってます!




楽屋でヘアセットに魂込めているのは今回本公演デビューの静香さん。



デビューだしかわいい写真撮りたかったのに、カメラを向けるといつもなんだか珍妙な顔を披露してくれます。
ちなみにこれは「ソバージュ女の表情」だそうです。



デビュー直前のギリギリまで、うるお先生が小道具の扱いを指導してくれていました。




そして本番前には演出部のひとたちが舞台の雑巾がけ。

舞台監督業をしてくださっているわかなさんが、床を拭きながら
「なんで小学生のころってあんなに元気に雑巾がけしてられたんだろう!」
と言っていました。
底知れぬこどもパワー、忘れずにいたいものだと思いつつ、大人になってもこんなに雑巾がけしてくださってありがとうございます!




本番へ向けてエネルギー補給をして(プリンは飲み物)



興奮と緊張を抱えながら、とうとう『林光歌劇場2019』の幕が開きました。
どんなふうに受け止めてもらえるのか、どきどきしていましたが、お客さまはたいへんあたたかく、時折笑い声が上がったり、涙ぐんでいる方も見えて、おしまいにはたくさんの拍手をいただきました。
ありがとうございました!!

これから18日まで、みんなで力を合わせて駆け抜けます。

まだお席もご用意できますので、今回限りの『林光歌劇場2019』、どうぞお見逃しなく…!!




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