オペラ『末摘花』稽古場日誌(8月4日〜7日):鈴木あかね

 さあ、いよいよ9月公演、オペラ『末摘花』の稽古が始まりました!毎日掃除、消毒、検温、換気などなど、いろいろ感染拡大防止対策をしながらの稽古です。


稽古場にセットが組まれるまでは、テーブルを出してじっくり本読みと歌稽古。よく見ると、各々フェイスシールドやマウスシールドを着用しています。これも対策の一つですね。試行錯誤しながらの毎日です。


紫組



光組


その頃衣装作業部屋では



その名も〝ウルトラスーパーロング〟という姫さまのかつら。衣装部チーフのちゃみさんは、「膝の裏が伸びる〜」とどんな時もエクササイズに余念がありません。


稽古が終わったのかな?とパンチルームを覗くと

大御所大阪のお姉さまから、大阪弁のみっちり指導が!そして何やら作戦会議めいた雰囲気です。


今回のメンバー、岐阜、富山人が大阪弁を、富山、平塚人がはんなり京都弁を操らねばならず、演出家大石さんのみっちりこだわりポイントでもあります。


言葉のイントネーションやニュアンスをセリフはもちろん、歌にも存分に生かし、全編を通して聞き応えのある作品になること間違いなし!


音だけ聞いていると、平安の世にタイムスリップしたような稽古場ですが、まだまだ始まったばかりです。これからどんな風に音に色がついていくのか、本当に楽しみです。ご期待ください!

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