コンサート『こんにゃくざのおんがくかい』収録日誌(7月29日):高橋志野

こんにゃくざのおんがくかい
新しいコンサートの収録を行いました!

収録のために新しい公演の制作をする、というのは、こんにゃく座にとって、初めての試み。
新型コロナウイルスの影響で、公演がままならない状況の中、今、できることのひとつとして、力を入れて制作しました!

萩さん、大石さんの構成で、今までにない新しいプログラムです♪

「白いクレヨン」からはじまります。


ソロやアンサンブル、物語のソングや打楽器を交えた曲など、バラエティ豊かな作品になりました。

今回のコンサートのために萩さんが新しく作曲した曲、とても素敵です。

ことばあそびうた「はなのの・・・」より「ののはな」「かっぱ」「きつつき」

谷川俊太郎さんのことばあそびうたは、言葉と言葉が不思議な魅力で並んだ、遊び心の塊のような作品です。言葉の響き、打楽器のリズムと、メロディが絶妙に響き合い、引き立て合う素敵な関係の楽しいソングです。

「ふきのとう」

春になる一瞬を描いた短いものがたり。工藤直子さんの優しい詩の世界、会場いっぱいに柔らかな空気が広がります。

みなさんにお披露目できるのは、いつになることやら。でも、いつか、どこかで絶対に公演しますから、ご期待くださいね!

さて、こちらは、撮れたばかりの映像をチェックする萩さん大石さん。
薫さんの帽子が浮いてるとか浮いてないとか。

振り付けの白神さん

ユニークで楽しい白神さんの振り付けによって、ソングの世界が豊かにふくらみます。そして、今までになく、なんだか、飾らないお洒落なステージに仕上がっています。

撮影前日には、衣裳プランナーの武田園子さんが駆けつけてくださり最終チェック。

ほんの少しのポイントで、グッと良くなります。
そして、園子さんの端的なアドバイスを受けてさっと実現する由季さん、本当に本当にすごいです。園子さんのデザインした衣裳画にぴったりな素材を集め、パターンを引いて、裁断、裁縫と、出演者5人の衣裳すべてを形にしてくださいました。衣裳の製作だけでなく、演出助手にロゴのデザインにと大活躍でした!

照明のプラン、操作と舞台監督は佐藤さん。

白いクレヨンでは、最後に船を走らせたい!という大石さんの要望に応えて、稽古の合間に作業を進めてくださっていました。

この船のシルエットはもしや!?
“あの動画”で登場した船のシルエットですね!

そしてそして、今回の撮影は、和久井さんにお世話になりました!

これまで、朝どれソングの撮影や、本公演の記録など、たくさん撮影・編集していただいてきました。沖縄公演の様子をまとめた動画や、吉祥寺で行った路上ライブの様子など、その場の温度感や臨場感が伝わる動画がとても素敵な方です。和久井さんの編集でどんな映像に仕上がるのか、とても楽しみです。

先の見えない中で産声を上げたこの新しいコンサート「こんにゃくざのおんがくかい」をお客さんでいっぱいの会場で皆さんに観ていただける日が早く訪れることを願ってやみません。


〜おまけ〜
白いクレヨンの“あの動画”は、この動画でした!
こんにゃく座TOKYOチームによる「白いクレヨン」
まだご覧になっていない方がいらっしゃいましたら、ぜひご覧ください(^^)♪


写真:沖まどか/湯本真紀/高橋志野

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