オペラ『末摘花』劇場日誌(9月9日):西田玲子

昨日無事に紫組の初日が開き、

本日のマチネは光組の初日です。


一昨日ゲネプロをしているので、初日の前の通し稽古はありませんが、本番前には照明付きで念入りなお稽古。







座席の消毒をする座員が暗闇の客席で蠢いくなか、お稽古は本当に時間ギリギリまで続きました。





この日は前売り完売。ロビースタッフの私たちは、どんな初日だろうかとドキドキしながら、上演中はロビーの消毒。






カーテンコールの拍手と、出てくるお客様の顔で、良い初日だったのだなと感じました。


今回は、紫組と光組は、芝居の感じも立ち位置もかなり違う。

スタッフ泣かせのダブルキャスト。 

だから、スタッフにとってもまた、無事に両組の初日が開けたことでようやくほっとひと息、と言う感じだと思います。


ソワレは紫組、私は観させてもらったのですが、稽古場の通しからゲネプロはまたぐんと良くなっていて、さらにお客様が入ると、またぐんと。どんどん変化していくので千秋楽はどんな感じになるか。

お客様と創っていくような感覚で、舞台はこういうところが本当に面白い。


前売り完売の日もありますが、当日券は必ず出ますし、まだ余裕のある日もあります。ぜひ両組を。その成長を

お待ちしております。



観劇して、感想とか、おしゃべりしたいけどお店に入るのはちょっと、という方に。

私のお気に入りの場所を紹介いたします。

六本木ミッドタウン。

オープンエアスペースにテーブルや椅子があって、裏手のスペースは公園も見えたりしてとても素敵。

夕暮れからは気持ち良いのでちょっとお茶を買って、なんておすすめです。






おまけ


紫組の初日に来てくださいましたこんにゃく座でも近いところだと『イヌの仇討ち』や『天国と地獄』など出演していただいているバイオリニストの山田百子さん、私と上下反転カラー!うれしくって。




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