森組 in 神奈川県川崎市『多摩市民館』(12月22日):熊谷みさと

オペラ『森は生きている』、大石演出版、とうとう、とうとう、千秋楽の日がやってきてしまいました…!!

こんにゃく座の地元、川崎市多摩区の、多摩市民館で、2回公演、ラストステージです。

2012年から走り続けてきた、『森は生きている』の千秋楽…これでほんとうのほんとうにおしまいなんだと思うと、少しだけ胸がチリチリします。


最後まで精一杯、より良く、大切に、と、想いをこめて、仕込み、稽古…

稽古中、黄金の太陽の前奏が始まり、そこから曲が変化して…

ハッピーバースデー!!!

そう、今日は、博士役の佐山陽規さんのお誕生日なのです!

千秋楽がお誕生日なんて、なんて記念すべき日でしょう!

沖さんからプレゼントの贈呈


佐山さんは大石森の初演からずっと博士役でゲスト出演してくれています。
私も今回女王役をやるにあたり、いろいろアドバイスいただいたり、とっても助けてもらいました。
ずっと元気でいてね…!!


そして、メモリアル撮影会が捗る本日

女子楽屋

萩さん、スタッフさんと、全員集合!!

同期3人
この同期は初演から大石森に出演しているのですが、3人一緒に出るのは今期が初めて!初めてにしてラストのメモリアルなのでした。



2020年、いくつもの公演がなくなり、絶望感に襲われそうになりながらも、たくさんの方々の温かさに触れ、いろいろなものに必死で立ち向かいながら、いろんな思いを抱えて、この日を迎えました。

お客さまも、いろいろな環境の中で、いろいろな考えを持ちながら、足を運んでくださったのだと思います。

すっかり変わってしまった世界の中、ぽつぽつと間隔を空けた客席に、キラキラとこちらを見つめてくれる眼差しを感じられることが、どんなに幸せだったか、とても言葉にし尽くせません

悔しいこともたくさんあった日々だったけれど、客席から小さな笑い声やどよめきが聞こえること、あたたかな拍手を直接いただけることが、こんなにも嬉しいことなのだと、改めて強く胸に刻めたことは、また前を向いて進むための、確かな糧になりました。
心の底から、感謝を叫びたい日でした。


大石演出の森はこれでおしまいですが、『森は生きている』は、ずっと生き続ける作品です。
2021年には新演出で生まれ変わって、また新しく歩み始めます。
みなさまに愛していただける作品であり続けられるように、私たちも精一杯の愛を注いで新たな森の世界を創り上げていきたいと思います。




ありがとうございました!!







〜おまけ〜

公演の翌々日には、メモリアル大片付けがおこなわれました。

装置をバラして

照明も片付けて

小道具も綺麗にして

衣裳も分けて

クリスマスだもん、ツリー飾らなきゃね…

じゃーん!!

初演以来のわくわくアイテムが出てきてはしゃぐ人々


お疲れさまでした!!



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