おんがくかい組 劇場日誌(3月22、23日):高橋志野

昨年7月に新しく作り、映像を収録して以来、公演できずにいたこの作品。8ヶ月間あたためて、この度、第20回アシテジ世界大会/2020国際子どもと舞台芸術未来フェスティバルの招待作品として、ようやく沢山のお客さんにお届けすることができました!














4人の歌役者と1人のピアニストによるコンサート。白神ももこさんの振り付けがピリリと効いて、とてもお洒落な作品になりました。 

 工藤直子さんの詩による「ふきのとう」。













萩さんの新作ソングです。写真は、お日さまが、お寝坊な、はるかぜを起こしているところ。ふきのとうも、雪も、たけやぶも、みんなが春を心待ちにしている中、ピアノがドデデドドデデドと響いて、はるかぜが目を覚まします。春ののんびりとした柔らかい空気が会場いっぱいに広がって、とてもしあわせな気分に。

 














舞台から客席になる方向を見ている写真。 中央に、照明プラン・操作を一手に引き受ける佐藤さんが映っています。今回の会場、とても新しい会場で、全てがLEDの照明という会場でした。白熱灯の照明とは、ずいぶんと仕組みが違うらしく、小屋入り前から佐藤さんは気が気じゃなかった様子です。














苦労の末に、2日間が終わって、ようやく、LEDと名刺交換できたと言っておられました。顔見知りになれたようでなによりです。 


 休憩中のみんなの様子を見てまわることにします。 まずは、楽屋から!















花島さんと薫さんが覗き込んでいるものは、皆さんにお寄せいただいたアンケートです。普段は、厳しい意見を目にすることもあるアンケート。出演者は、本番前に読むか読まないか迷うようです。次の本番にひびくダメージを受ける可能性もありますから。とかなんかと話をしながら、おそるおそる読み始めた2人の顔が輝いていました✨

今回いただいたアンケートは、好評ぞろい。作品の出来はもちろんですが、久しぶりの生の舞台に心を動かされた方が多くいらっしゃるようでした。「本当に久しぶりの鑑賞の機会で、心に体に染み渡って元気が出ました」という感想を書いてくださった方が複数いらっしゃいました。制限を受ける生活が日常になる中で、みなさんの心にこんにゃく座のソングが届いたことを本当に嬉しく思いました。 


 お茶場には、萩さんのコップと大石さんのコップが並んでいました。紙コップに自分で、名前を書いて使うのですが、対照的な2人の名前の書き方に思わず笑ってしまいます。














右側が大石さん。読めますでしょうか。とってもダイナミックです。一方、左側の萩さんはとても可愛らしいです。 

 こちらは、休憩中のちゃみさん。


















わたしには、トレーニング中のように見えますが…安定しててしっかり休めるのだそうです。
パート2。


















なんと、強靭な肉体!!押してもびくともしないぐらい安定している、ちゃみさんでした。すごい! 

 ロビーには、制作が勢揃い。














開場前に集まり、お客様を迎える準備をします。

 そして、こちらは、フェスの実行委員、当日、表方を支えてくださったメンバーです!














コロナの影響は、二重三重に苦しいことがたくさんあっただろうと想像します。それでも、開催を諦めずに、調整に調整を重ねて実施してくださった、フェスの実行委員の皆さんのおかげで、「こんにゃくざのおんがくかい」の公演を行うことができました!本当にありがとうございました!



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