イヌ組 in 大阪府阪南市『阪南市立文化センターサラダホール』(10月21日):土居麦

近畿ツアーの幕を開けた粉河をあとに、通学する高校生たちを隣に電車に揺られ、朝は今日の公演地サラダホールまでやってきました。

途中の乗り換え駅「和歌山市駅」は、先月末、老朽化のため閉館を迎えた和歌山市民会館の最寄駅。長く和歌山の演劇文化の中心であった市民会館にも、これまで何度か足を運んだものでした。

そしてここには和歌山演劇鑑賞会の事務所もあります。昨日、粉河まで足を運んで下さった和歌山演鑑の皆さまから、紀州と言えばの梅干しをいただきました。



これが甘酸っぱくて絶品!!
いつの間にやらひとつ消えふたつ消え…逐一その数を追っているわけではないのですが、もうその姿はこのお茶場を離れたが見納めと、リフレッシュしたのか後ろ髪を引き摺られているのか、また仕事をしに制作部屋に戻るのでした。

そこでにこやかに待ってくれているのは、このツアーの私の相方、制作マネージャーの西田玲子さんです。
入座の期も近く、こんにゃく座時間をこれまでたくさん重ねてきた玲子さんと私。でも意外に同じ役割を担い協働することは少なかったのです。

どのように役割分担しながらツアーを進めていくか、昨日の粉河では仲良く机を並べて息を合わせ、今日はここ、個人医院の受付から見る風景とはこういうものなのねと、はからずも内側世界を体験することになったサラダホール「事務室」を陣取って、いろいろな確認を進めていきます。



ふとパソコンから目を上げると、隣の玲子さん、大翼くんに向かって、「私は千代田区一(いち)のセッターだった」と主張しています。
昨日まで息を合わせてきたはずが、私の想像の先の次元へと彼女が走り去ってしまうのではないかと、慌てて何のことやら尋ねたら、高校時代、彼女は千代田区界隈ではその名の通ったバレーボール部員だったそう。

千代田区のスポーツレベルはよく分からないが、高校時代、静岡でのほほんと過ごしていた私なんかより何だかすごそうな感じ。こうして机を並べて仕事をしていると、千代田区の隣の港区で仕事をしている雰囲気にでもなり、背筋なんかもちゃんと伸ばしてみたりしています。

さて私の心強いパートナーはロビーにも陣取ってくれています。
そう泉南演劇鑑賞会の皆さまです。



今日この日を迎えるまで準備を一緒に進めて下さった皆さまと記念撮影。このあとにも多くの方が駆けつけて下さいました。

左端の私の隣にいらっしゃる西谷さんはここ泉南で一番の礎になって会の活動を担っていらっしゃる方。
かつて私がここ尾崎に赴き、初めてご挨拶に伺った際に、西谷さんが静岡の清水ご出身であることが分かり、私が静岡でのほほんと暮らしていた時期にはお隣同士だったのですね!と盛り上がったことを、今でもよく覚えています。そのきっかけこそ今日に結びついているんだろうなと、打ち合わせをしながら思い出していたのでした。

サラダホールは準備の段階で心配していた50%規制も少し緩やかになり、会員の皆さまが隣り合った席でオペラを楽しまれている空間をご一緒させていただきながら、やっぱり「お隣」って何だか素敵なことだなぁと、あらためて振り返る一日となったのでした。



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