前日に舞台の仕込みとゲネプロをして、次の日は2ステージというスケジュール。
トラックと体育館とを何べんも何べんも往復するうちに暑くなって、半袖になっていく人や、ノースリーブの強者もいました。
今回もなかなかの物量で、トラックの中は物がひしめき合い難易度の高いテトリス状態なのですが、11月に前半チームが試行錯誤してくれたおかげで、仕込みは思いのほかスムーズに進めることができました。
体育館が1日だけのオペラハウスに変身!
仕込んだ自分たちでも「おおーっ」となってしまうような、装置の美しさと豪華さがあり、頑張った甲斐があるというものです。
ピアニストの紀保子さんが、鎌倉で大人気のお菓子を差し入れてくださいました。
鎌倉にご実家があり、小学校までもすぐ近くなんだとか。パッケージに可愛いリスがいて、このオペラにも合っています。「美味しい!美味しい!」とあっという間に無くなってしまい、帰りにお土産に買っていく人までいました。
ゲネプロ後には、演出助手の岡原さんからダメ出しをいただきました。
体育館公演では物語を語るストーリーテラーとしても登場! (わかりますか?カラスがいます!)
実際に現場に行くと、稽古場との見え方が変わることはいろいろあります。会場の条件もその都度違うため、柔軟に対応していきます。
岡原さん曰く、「このチームはなんだか本当に温かくて良い」とのこと。
それぞれの準備を整え、いざ本番。
並ぶとオセロのような真っ黒なピアニストと、真っ白な動物たち。極寒の体育館でピアノを弾く手が冷えないよう、温めます。
舞台裏では同化してしまう黒い動物もいます。
コロナ禍ということで子どもたちは、1ステージ目は6年生、2ステージ目は5年生だけの観劇でしたが、身体を前のめりにして、目をまんまるにひらいて本当に食い入るように観てくれていました。
普段、最前列は低学年の子たちで、こんなに間近で高学年の子たちの表情を感じられることはなかなか無くて、とても新鮮でしたし、細かなところまで興味を持って観てくれていることがビシバシ伝わってきて、嬉しかったです。
音がよく響く会場だったこともあり、体育館全体が一体となったようでした。
終演後には子どもたちがコメントをくれる時間があり、オペラの感想だけでなく、創作の裏側のこと、歌役者になった経緯のこと、発声や稽古のことなど、たくさんの質問を投げかけてくれました。
リクエストにお応えして、最後に「こんにゃく体操」の実演もチョコっとさせていただきました。
この日は萩さん、舞台監督の八木さん、舞台美術の伊藤さん、振付の白神さんも来てくださり、
体育館公演の感想をくださいました。
ありがとうございます!
約2週間のツアー、元気に駆け抜けてまいります!
一般公演は高知、岡山、山口であります。
お近くの方は是非ともお出かけくださいませ🎄
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