タング組 in 東京都町田市『成瀬台小学校』(10月25日):石窪 朋

ここの小学校の体育館は2階。 久しぶりの2階体育館‼︎
南門を入ると、トラックとハイエースが並ぶことができるちょうどピッタリのスペースがあり貸切のようでした。

24日の夕方、『こんにゃくざのおんがくかい』を埼玉県で行なって100Kmハイエースで移動してきたチームと、座からトラック転がしてきた『タング』スタッフチームが合流して仕込み‼︎
子どもの声が全くしない夜の体育館での仕込みはなんだか特別感。
夜の学校って、ちょっと悪いことしてるような…何かドキドキ感があります。

次の日は、朝から3ステージ『タング』‼︎ 
いつもは歌のステージとオペラ『タング』を観てもらうのですが、ここではオペラ『タング』のみを3ステージやって、全校児童さんに観てもらいます。

朝の稽古は、ちょっと珍しく、楽譜を引っ張り出して音楽稽古。
動かない朝の稽古は珍しかったのですが、それぞれの意見をあらためて出し合う音楽稽古になりました。 

稽古が終わると……午前中に2ステージやって、

給食食べて、

最後にもう1ステージ。

役者としては、なかなか集中力のいるスケジューリングでしたが、 どのステージもみんな本当によく観てくれて感動ものでした。
このご時世なので、「あまり声を出しちゃダメ」と言われていたようですが、こぼれ出ちゃった笑いを口に手をあてて隣の子と共有していたり、肩で笑っていたり、思いっきり集中していたり、ついつい独り言のように感想を口にしている子がいたり……さまざまな反応を垣間見ました。
心のどこかがほわっと解放される時間であってくれていたらいいなぁと心から思いました。

バラしている時に、いろんな学年からのお手紙をいっぱい受け取りました。
2年生の子が、他の子の手紙を持って、自分は手紙を書かなかったから直接口で、「おもしろかった」を伝えにきてくれました。
「ありがとう」を言うと「どういたしまして」と言われました。
「どういたしまして」なんて最近あまり使わないし、聞かないなと思って、とっても心地良くなりました。

おしまい♪

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