ネズミ組 in 佐賀県鳥栖市『鳥栖市民文化会館』(11月11日):榊原紀保子

佐賀県は鳥栖市にやってまいりました。
2日間、こちらで3ステージです。

九州はだいぶ暖かい印象ですが、鳥栖市民文化会館の前には赤と黄色のきれいな紅葉が。
お天気も良かったのでトラックには洗濯物が干してありました。
ホールの中に入ると、前日故郷の小国町でラジオ出演をしたニッケル島田大翼さん、お知り合いからたくさんのドーナツを頂いたそうで、我々ご相伴に預かりました。もちっとしっとり、軽くてとても美味しかったです。小国の牛乳使用かしら。
そして福岡県出身のチタン北野雄一郎さんのご実家からは立派な福岡柿が。
個人的にシャキシャキの柿が好きなので大変好みの味でございました。シャキシャキの柿で喉が潤うというのを初めて経験しました。
こちらも大変美味しかったです。
さて、1日目のお客様は三養基高校の皆さん。

生徒さん方がバスのピストン輸送でいらっしゃるとのことで開場から開演までは異例の1時間15分という長さ。
普段のタイトなスケジュールとの落差にやや時間を持て余し、女子楽屋では童謡《とんでったバナナ》の話でひとしきり盛り上がりました。  
三養基高校の皆さんは普段から舞台を見慣れているのかな?と思うような盛り上がりで、たくさんの拍手と笑いを頂きました。ありがたいですね。

明日もここで公演なので終演後も舞台はバラさずそのまま。楽だね!

と思ったら、舞台上部からバトンが降りて、なんとみんなそこに洗濯物を干している。
旅慣れた人たちからは本当に色々な事を学びます。
2日目の午前中は鳥栖工業高校の皆さん。
工業高校だけあって男子が多かったですが、これまた良い感じの野太いノリ!良い意味でのびのびした雰囲気で、こちらも低音ボイスで盛り上げて頂きました。校長先生のお話もとても素敵でした。

そして2ステージある日のお昼にだけ見られる光景。顔はバッチリ出来上がってるのに衣装ではなく稽古着or普段着。
お昼ご飯を食べるために一旦衣装は脱ぎますがメイクは取りませんので、顔と体になんとも半端な温度差が生じます。特にコバルトさん。(我らなぜこの顔でこんなに挑戦的な表情なのでしょう…)
そして午後ステージ、鳥栖での3ステージ目は鳥栖商業高校の皆さんでした。
今度は打って変わって女性が多くなり、歓声や拍手もふわっと軽めな雰囲気になりました。

こうして無事に鳥栖での3ステージを終えることができました。ステージがタイトに連続しても、お客様が変わり、毎回お客様から新鮮な空気をいただくので頑張れます。

鳥栖の3校の皆様、どうもありがとうございました。

2009年の初演から旅を続けてきた《ネズミの涙》もいよいよあと2か所、3ステージになりました。戦争が現実に起きているこの時にこの演目が終わりを迎える事に少し寂しさも感じますが、伝えられる限り全力で伝えいきたいです。「ネズミの涙は米粒より小さい、けれど、地球より重い」と。
※おまけ
鳥栖から次の公演地、羽犬塚駅に移動してきました。おっとおマンガンとおっかあスズはラスト3ステージに向けて夫婦愛をかためていました。

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