森組 in 新潟県新潟市『りゅーとぴあ』(11月5日):泉篤史

こんにちは。泉篤史です。今日は僕の出身の新潟、りゅーとぴあでの公演です。やったーー!
何を隠そう(?)実は去年もロボットツアーでお邪魔していたりゅーとぴあ。2年連続でりゅーとぴあの舞台を踏めるなんて…なんと嬉しいことか!!ありがたい限りです。


こんにゃく座もう1人の新潟出身座員、佐藤さんも嬉しそうに仕込んでいます。


スタッフさん手書きのウエルカムボード!
こんにゃくんもいる!!この細やかな心配り、うう、泣けてきます〜


こんにゃく座・新潟コンビでもパシャ!

さて、ここで今日はみなさんの仕込み着のコーディネートに注目してみましょう。

荷下ろし開始の図。頭に手拭い巻きの2人。


うまい具合に集まる舞台部の赤系メンバー。


帽子、Tシャツ、パンツに至るまで双子コーデ。

驚くことに打ち合わせなしです(笑)
仕込み着のコーディネートもなかなか興味深いですねえ。


そして、ネズミの公演の合間を縫って、なんと梅村さんが駆けつけてくださいました!!


差し入れのお菓子と共に登場。遠路はるばるありがとうございます!


さらには今話題のマッサージガンで森組を癒してくださる梅村さん。
なんだかもう…ありがたいを通り越してすみません(笑)
そしてどさくさに紛れて僕は冬木くんのをお試しさせてもらいました。なかなか気持ちいい…


りゅーとぴあで出していただけるお弁当、いつもおいしいんですよねえ。もぐもぐ。


壊れたマツユキソウをゴリゴリと直すゴリさんこと松田さん。
熱い眼差し、頼もしいです。


おや、向こうから女官長の衣装を身にまとった豊島さんがニコニコしながら近づいてきます。
何か持っていますね。なになに…

べいか(米菓)ー!!べいか(米菓)ー!!
女王陛下の陛下と掛けているようです。ぷぷぷ。

米どころ、酒どころの新潟ときたら、米菓だって負けませんとも。豊島さんはこれをもって舞台に立ちたくてうずうずしていたんたとか!
ちなみに雪国あられ株式会社の昆布かき餅です。美味しそう。

仕込みが終わって、お稽古をして…いざ本番!
幕が上がると、ざわざわしていたお客さまの集中が一気に高まります。しん…と静かに、でも笑いどころでは声を出して笑ってくださり。お客さまに応えるように、こちらもググッと集中力を上げて舞台をお届けしました。
最後はダブルコールもいただきまして、たくさんの温かい拍手をいただきました。本当にご来場、ありがとうございました!!

ここだけの話なのですが、『森は生きている』の終盤、人間たちが帰っていった後で月の精たちで歌う歌。僕たちは『黄金(こがね)の太陽』と読んでいるのですが、その歌の3番。
♫てんまでのぼる こがねのたいよう
 うまもくるまも なにもなくて
 とどろきもせず おとをもさせず
 てんまでのぼる こがねのたいよう
ここで森は日の出を迎え、太陽をみんなで眺めるシーンになるのですが、僕はいつもこのシーンで、新潟での思い出を思い出します。まだこんにゃく座に入座する前、2014年初演のオペラ『おぐりとてるて』を観劇し圧倒されて、自分もあんな風に舞台に立てるのだろうか、と期待と共に不安な思いを抱き、東京からの夜行バスに乗って新潟へ帰ってきた時でした。辺りはまだ薄暗くて出歩く人はまだ誰もいない午前5時。アパートまでの坂道を歩いていると暗い雲の合間から空が白んできて、日の出に出くわしました。不安を蹴散らすように一面に輝く空と雲、そしてゆっくり登ってくる太陽があまりにも綺麗で!体に降り注ぐ太陽の光を感じて、よし…頑張ったろ、と体の底から力がみなぎってきたのでした。そのことを思い出させてくれる『黄金の太陽』は大好きなシーンの一つです。

また新潟で公演できる日を楽しみに、より一層精進していこう、と心に誓った泉なのでした。
よーし、また明日から頑張るぞー!!



0 件のコメント: