森組 in 香川県高松市『レクザムホール(香川県県民ホール)』(11月8、9日):熊谷みさと

新潟・りゅーとぴあでの公演後、トラック組は敦賀まで移動して一泊、それ以外のみんなは一旦帰京し、7日に香川県で全員集合しました。

8日、9日は香川県・レクザムホールでオペラ『森は生きている』です!

同じ会館で二日間だからだいぶゆったり過ごせるんじゃないか、と、思うでしょう

まあ確かに、ホテルには連泊だし、1日1ステージずつだし、大忙しってわけではない、けど、、、

レクザムホールはレクザムホールでも、8日は小ホール、9日は大ホールでの公演、つまり、仕込みとバラしは二日間ともありありなのです!わお!!


まずは8日、小ホール。
高松第一高校の、1、2年生のみなさんに見ていただきます。

気合い入れて仕込むぞー!


お姉様方も並んでふんぞり返れるゆったりスペースの男性楽屋


対して女性楽屋は所狭しと物が並べられています


え、なんか…バスタブにわたしたちの仕込み着入れられてる…
最初に見た時は結構な衝撃を受けてしまいましたが、収納の知恵ですね。楽屋部の発想がすごいです。誰の服も濡れてなくて良かったです。


これはバスタブではなく、舞台面で照明部が作業している間に、少しでも時間を有効に使おうと、後で動かせるサイズ分だけ装置の組み立てを始めている舞台部です。
いろいろ作業途中のチーフを捕まえたがために大荷物で謎のポーズをさせてしまいました。


なんかこのホール、竿の主張が強い


女王が抱きしめて登場するクマのぬいぐるみは眞鍋森初演の女官長役・鈴木あかねさんが持ってきてくれたものなのですが、小道具机をふと見るとその上になんかチビの熊乗ってました…わざとらしく驚いているひとが犯人に違いないです。


さあ、すっかりできあがりました、すっきりとコンパクトな舞台(中央でポーズを決めてくれているのは豊島理恵さんです)。
ここ最近では一番きゅっとした幅かと思いますが、このくらいがちょうど良い気がするのは私がチビだからってわけではないはず…


高校生にどう受け入れてもらえるかな、と少しドキドキしながら歌い始めましたが、とてもしっかり観てくれている様子で、時折笑い声も起きたりして、ほっとして嬉しくなりました。


休憩時間に楽屋へ戻るとリラックスしているむすめさんが。

おしまいまで、ほどよい緊張感と集中力で、丁寧にお届けできた気がします。


さあ!片付けをして!トラックに荷物を詰め込んで!隣の搬入口へ移動です!!


美しい満月の夜でした…皆既月食を楽しんだメンバーも多かったようです。
神秘の天体ショーでしたね…!




そして、9日。大ホールで、高松中央高校のみなさんに見ていただきます。


今日もテキパキ仕込みます。


2人かがりで直し物をしてくれている楽屋部の同期さん


照明部の2人は同じ服、同じポーズで明かりを眺めていました


今日も小道具机のクマの上にチビのクマが…ん?なんか昨日のと違う気がする…何匹連れてきてるのでしょうか

そんな齊藤さんは無類の米菓好き。


佐山さんにおすすめのおかきをプレゼントしてもらい、とっても嬉しそうです。


さあ!今日も!がんばるぞ!!(中央でポーズを決めてくれているのは豊島理恵さんです)


昨日とは打って変わって活気あふれる客席。
客席が暗くなると、歓声と笛の音が…こりゃ賑やかな公演になるぞ…、、と思いきや、ピアノの演奏が始まるとすぐに静かになり、おしまいまでしっかり見てくれてほっこり。

本当なら2年前に『ネズミの涙』を上演するはずが、コロナで叶わないことになってしまった学校でした。
『森は生きている』を見てもらえて嬉しい気持ちと、『ネズミの涙』もお届けしたかったな…という寂しい気持ちとが同時に訪れた日。


そして今日もしっかりバラしてトラックに荷物を詰め込んで…明日は大阪へ移動します。

オペラ『森は生きている』、12月まではホールでの公演はおやすみ。
11月いっぱいは各地の小学校の体育館で公演します。
まだまだ秋の旅は前半のなかほど。元気に駆け抜けます!!




おまけ


大ホールの楽屋口から、指差した向こうが、小ホールの搬入口でした
お城の石垣に囲まれた素敵なホールです



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