オペラ『アイツは賢い女のキツネ』稽古場日誌(1月12日):高岡由季

こんにゃく座、2023年ひとつめの本公演は、オペラ『アイツは賢い女の狐』です!
座日記を楽しみにしてくださっているみなさま、お待たせしてしまい申し訳ありません!
お稽古、始まっております!!

まずは、7日、さっそくAスタジオに舞台装置の立て込みです。
私は入座して早いもので9年ほどたちますが、あくまで個人的に、ですが、1番好きな舞台美術かもしれません!
ポップでスタイリッシュで、尖ってます。いろんな意味で。
早く世田谷パブリックシアターの舞台で見たいです。
乞うご期待!
やはり稽古場は、徹底的にお掃除、除菌を毎日頑張っております。
座日記でもお馴染みの光景になりました。
免疫力を上げて、ゼロインフルゼロコロナで乗り切りたいですね!!!


さて、世間では『利口な女狐の物語』と呼ばれたりしている今回のオペラ、作曲したのはヤナーチェクさんです。
歌いなれない音楽と、みなさん格闘しておられます。

こんにゃく座もたくさんお世話になっている、音楽評論家の小村公次さんを先生に迎え、ヤナーチェク勉強会が開かれました。
みんなヤナーチェクさんの人生や作風、オペラの特質、日本での上演史に至るまで、とても詳しく楽しくお勉強することができました!!すべてが興味深く楽しかったです!
最後の質問コーナーでは、座員から時間いっぱいに質問があがりました。
お客様に楽しんでいただけるオペラにする!と小村さんと約束し、その会を終えました。

稽古はどんどん進んでおります。
11日には振付の山田うんさんがいらっしゃり、森にいるたくさんの動物たちの動きを不思議に楽しくつけてくださりました。
うんさんを囲んで、みんな脳みそこねこねしております。

12日には、外部のスタッフさんたちもお迎えして、顔合わせが行われました。
とりあえずその日までに稽古したいくつかのシーンを抜粋して少し観せていただけるということで、ワクワクしているみさこさん、まりさん、花さん。私もワクワクしてました!
初めて出会う音楽がたくさんで、登場人物(動物)が本当にたくさんで、耳も目もずっと楽しかったです!
私の感性は、熱湯を注がれたポットの中の茶葉のように沸き立っていました!
伝わりますでしょうか?
あと1ヶ月ある稽古を経て、本番までにもっともっと磨かれることでしょうから、楽しみに待っていていただけたらなと思います。

こちらは初演出部の響!
響の初製作小道具。良い出来です。すごい。
私も負けずに、衣裳作業を頑張ります!

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