森組 in 神奈川県横浜市『KAAT神奈川芸術劇場』(3月18、19日):島田大翼



みんなで張り切っていますね。舞台部の島田です。3月16日、本日やって来たのは横浜にありますKAAT神奈川芸術劇場です。3月の18日と19日にこちらで『森は生きている』をやるわけですが、今回はオーケストラ版ということでオーケストラピットの仕込みからありまして。普段は早くても公演前日に仕込みなんですが、今回は公演前々日にピット作りから始めます。



バリバリと物を運び、仕事はスムーズに終了。熊谷さんの上腕二頭筋はもっと働きたいと叫んでいるようですがとりあえず帰って、また明日仕込みの続きです。



そんなわけで翌3月17日朝から、舞台の大道具などテキパキと組み立てていきます。今取り付けている部材は何でしょう?これはKAATスペシャル、セットを高くするために特別にこさえられたものなのです。



このようにパネルの下の部分が90cmほど延長されましたね。KAATは舞台上空が高いのでこうやって空間を埋めるべく工夫がなされてあるのです。ありがとうございます。



トラックは1階に駐めてありまして舞台が5階ですから、エレベーターで往復して荷物をどんどん搬入するのです。このくらい横に大きいと荷物を載せるのもやりやすくて嬉しいですね。3往復で4t車2台の荷物をすべて、下から上へと運びました。



夕方からは寺嶋陸也さんをピアニストに迎えてのお稽古。これまでしばらくカットされた短縮版をやってましたから、元のバージョンとの差分を入念にお稽古していくわけです。寺嶋さんの弾き振りでの公演も初めてのことですが、先日の『アイツは賢い女のキツネ』もそんな感じではありましたから、初めてのようなそうでもないような気持ちですね。



そうして3月18日。午前中はオーケストラの皆様を迎えての通し稽古です。ようやく迎える本番は14時開演。



カラスが元気に鳴いているようですね。かながわの「か」でしょうか。どの楽屋にもこの印象的な暖簾が掛かってあります。



熊谷さんを中心とした同期3人です。左から6月の精、10月の精、9月の精。今日もビューティー発揮して頑張ってくださいね。



陰アナ女子の入江さんです。陰女子アナといいましょうか。開演前や休憩中のアナウンスを担当してくれました。素敵な声をありがとうございます。



18日、19日ともにたくさんのお客様にご覧いただけて何よりでした。アンコールでは「十二月の歌」をやりました。客席から聞こえるたくさんの手拍子…その表打ちに対して楽士の皆様は徹底的な裏打ちで音符を埋めてくださっていました。お疲れ様でした。

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