ルドルフ組 in 新潟県新潟市『新潟市秋葉区文化会館』(7月29日):泉篤史

さあさあやってまいりました!オペラ『ルドルフとイッパイアッテナ』千秋楽公演!めでたい!そして、僕、泉篤史の地元、新潟での千秋楽公演!いやーダブルでめでたい!!

今回公演させていただく劇場は、新潟県新潟市の秋葉区にある新潟市秋葉区文化会館。開館10周年の節目の特別公演としてこのルドルフを呼んでくださいました。あれ、なんとトリプルでめでたい!!

そして今回の新潟への旅が、こんにゃく座の4トントラック2号の最後の旅でもあります。こんにゃく座には4トントラックを2台持っておりまして、1号と2号があります。僕が入座した年よりももっとずっと前から日本中を駆け巡っていた2号。遠くからでも目を惹くレインボーでペイントされた『こんにゃく座』のロゴを見て、入座を決めたという座員もいるそうな!そんな歴史ある2号も今やあちこちに傷やサビが。オペラ『ロはロボットのロ』のココが言うセリフ、「天井のシミにも、きしきしなる床にも思い出がいっぱい詰まってんだよ!」が頭に浮かびます。 運転席にも、荷台にも、こんにゃく座の思い出がいっぱい詰まったトラック2号。いなくなってしまうと思うととても寂しいです…。


でもそんな寂しい気持ちを打ち消すかのような晴々とした夏空!お天道さまもトラックを労ってくれているようです。最後の旅、よろしくね、2号。

ここ数年、たま〜に調子が悪く旅先でも整備工場で見てもらうことが多かった2号ですが、今回のルドルフの旅では快調に走ってくれました。ありがとう!

長いトンネルを抜けて新潟県に入ると、田んぼがひときわ美しく見えるのは僕だけでしょうか…笑


ちゃみさんの鮮やかな緑のTシャツも負けてませんけどね!

前日に無事ホテルに到着し、翌日。


今日も快晴!!トラックとホールと夏空。映えますなあ。

ホールの大窓にはおっきなルドルフのポスターが!


テンションもますます上がります!


このホール公演の制作担当の梅村さんも来てくれました。
色紙にサラサラとお絵描き中…


ホールの事業課の方から名物パンの差し入れ!!あんとクリームがたっぷり入った大島あんぱん、おいしかったです…ヤミツキになりそう…あかねさんも満面の笑みでパシャリ。


照明合わせの時間。装置の上にいる佐藤さんはなんだか清々しい横顔。

ここのホールの客席はとても幻想的。洞窟のような自然な感じもするし、SFに出てきそうな近未来感もあるし。座席の座り心地も実に良いホールでした。


みんなで思わず魅入ってる…の図。


最後の本番前のインフォメーションの時間。連絡事項をテキパキ読み上げる入江さん。うーん、輝いている…(物理的に)


いよいよ千秋楽、開演。行ってきまーす!

新潟のお客様は、公演させてもらう度にいつも思うのですが、毎回すーー…っと集中してオペラを観てくださるなあと感じております。この日もしん…と僕たちの登場を今か今かと待ってくださっているのが袖にいても伝わってきて、一層身が引き締まりました。舞台へと上がり、そしてオペラを丁寧に紡ぎはじめます。
このオペラ『ルドルフとイッパイアッテナ』は、最初と最後に直接お客さまにセリフをかけるシーンがあります。その日の客席にいるおひとりおひとりと向き合えるので、「今日はどんなお客さまかなー?」と実は密かに楽しみにしている瞬間です。

舞台も客席も集中力は最後まで途切れることなく、無事終演。役者4人とピアニストの五味さんはロビーに出て、お客様のお見送りをさせていただきました。ようやくお客様と直接交流できるようになって…幸せです。僕の先輩、友人、知人の方々と久々にお会いできて大変嬉しかったー!

バラシも無事終わり、その日中に神奈川へ帰ります。どうか渋滞してませんように。


そして座へのラストドライブ!(拡大すると佐藤さんが見えます)

こうして、新潟での千秋楽公演は無事終わったのでした。次の公演は9月。それまで、しばしのお別れです。
本当に本当に、お疲れ様でしたー!



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