オペラ『神々の国の首都』劇場日誌(3月10日):西田玲子

こんにちは、フサこと西田玲子です。
本番中、メイクの早替えがあり、着物を汚さないように養生中。
このような姿で失礼します。

今日は公演3日目、
初日、2日目と演奏していただいた、フルート岩佐さん、ヴァイオリン山田さん、チェロ朴さん、ピアノ榊原さんから、ヴァイオリンの山田さん以外の楽士様、フルート東さん、チェロ中田さん、ピアノ五味さんになります。

初日まで、いや、初日開けてからもタイミングや速さなど音楽は日々変わっていきます。
もちろん変更がある度に連絡はするのですが、役者と合わせる感じなどは言葉だけでは伝えられないので、
昨日、昼公演の後に今日の楽士様に来ていただいて通し稽古をして確認し、さらに今日の朝の稽古で細かく合わせて本番に挑みます。

人が違えば音色が違う、今回は本当にそう思います。
さらに、同じ楽譜でも感覚が違う、組み合わせによっても違う。
面白いです。

そんないろいろな組み合わせの演奏を聴くのも楽しいかも。


ところで、この作品の舞台は明治時代の松江。
着物、着物、着物でございます。
私はバイトで着ていたことがあって、着物を着るのは慣れているのですが、問題は髪です。
日本髪。
昔の人はなんであんな髪型をしていたのでしょう。
不思議。

もちろん自分でやります。
髪をブロッキングして、あんこを乗せ、
これを後ろでまとめ上げると舞台で見るような髪型になるわけです。

衣裳のデザイン画をもとに皆それぞれ工夫して日本髪を結っています。
そちらもぜひお楽しみください。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

いや〜髪、大変ですね。全部自分たちでやるんですものね。
15日に伺います。
楽しみです。

ニシダレイコ さんのコメント...

そうなのです。全部自分達で、でも見えないところは女子楽屋で協力しながらやっております。15日ということはもう見ていただいたのですね。ストーリー、音楽、(そして髪型)楽しんでいただけましたでしょうか。