あん組 in 愛媛県西予市『西予市宇和文化会館』(5月18日):梅村博美


5/18朝鴬の歌声で目が覚めました。
ホテル←→会館の往復の毎日だったので、朝食後、ホテルから米博物館迄お散歩。


百間廊下が続いた旧小学校(移築)
裏には開花時は見事だろうなと思われる藤棚。


そして、ドリアンさんの事前講演時のサイン発見。
今日の本番記念に、サインを残して来ました。


裏の講堂は可愛い素敵な造り。
地域の方達が、費用を出しあって復活したグランドピアノ。


今日は南予演劇を観る会による一般公演でした。
ロビーでは「どら焼き」が売られ、完売!


終演後には実行委員会の方達と交流会が行われ大いに盛り上がりました。



おまけ

千太郎さんと地域猫。

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

「詩が好きだったの。ハイネとか、白秋とか…。」小さな声で話したはずなのにしっかりとこちらに伝わってきて、「吉井徳江」になる前の少女がどのような生活を送ってどのような夢を持っていたのか、なんだかわかったような気がした。

「どら春」が繁盛しているときの沸き立つような歌声、「ありがとう、は、わたしたちのことば」や最後の「あずきのこえ…とりのこえ…」の透き通るような美しさ、桜だったり色々なものを見せる背景の仕掛け、などなど、どれも忘れがたいです。

初めて訪れる劇場でしたが(ロビーの木の柱が印象的でした)、観に行って本当に良かったです。
ありがとうございました。

梅村博美 さんのコメント...

投稿ありがとうございます。
静かな作品ですが、あらゆる工夫を凝らして創られた作品です。
とても繊細に観ていただけて、力をいただけました。
ドリアンさんの言葉がちゃんと届けられておりましたら幸いです。
瀬戸内の静かな海と柔らかな丘陵の山並みが、又一つ私たちの大事な食べ物となってさらに頑張れます。
ありがとうございました。

匿名 さんのコメント...

返信ありがとうございます。落ち着いた色の桜柄の徳江さんの衣装だったり、千太郎達への気遣いの込められた手紙だったりと、とても丁寧に作り上げられた作品だと思いました。

「そういえば、ハイネ、ちゃんと読んだことないな(あと、白秋も…)」と思って調べてみたら、シューマンが歌曲にした「美しき五月に」(タイムリーだ…)など、素敵な詩がいっぱいありました。
「こういう詩に心をときめかせていた娘だったのね…」と思ったら、改めて胸が痛くなった。

徳江さんが中学生に取り囲まれてお喋りしている場面、千太郎と月の光の下で話している場面、好きでした。
取り戻すことは到底できないけど、でも、少しは取り戻せたのかな、と思って嬉しかったです。

旅公演に導かれて訪れた、緑深くて美しい5月の南予、オペラとの相乗効果で深く印象に刻まれる土地になりました。