ドン・キホーテ組 in 東京都調布市『調布市グリーンホール』(7月3日):杉浦愛明

こんにちは!
見習いの杉浦です。
本日はドンキ組につかせていただきました。

初ドンキ組、、、ソワソワしながら会場へ向かいました。
本日の会場は調布市グリーンホール。楽屋口には「調布市グリーンホール」と書かれたグリーンのマットが敷かれていて、名前の通りの"グリーン"に思わず目が留まりました。
ルド組とはまた違った空気が流れていて、機材の多さに驚きつつも、先輩方は息の合った流れ作業で搬入・仕込みを進めていきます。
今回初めて、地絣(舞台床に敷き、地面を表現する布)を張る作業に参加しました。
まず布を釘で留め、足で蹴って思い切り張り、たわみができないようにまた釘で固定していきます。釘は半分ほど打ち込んだところで折り曲げ、残りを打ち付けて留めるのですが、先輩方は5〜10回ほどで次々と打ち終えていきます。
私も教えていただきながら挑戦しましたが、20回以上打ってようやく留められるほど。力加減も角度も難しく、経験の差を実感しました。少しずつコツをつかみ、丁寧さと速さの両方を身につけていきたいです。
ふと吉田さんの手首を見ると、リストバンドに釘がくっついていました。磁石入りの手作りリストバンドだそうで、「愛着が湧くように、お手製で!」と笑顔で教えてくださいました。そんな工夫も現場ならではでした。
ルド組では釘は使わなかったので…仕込みバックにずっと忍ばせていたなぐりがやっと役目を果たしたのも今回の現場でした…!
仕込みはあっという間に進み、続いて藁を舞台上にセットしていきます。
いきさんが藁の入った黒い袋を担いでいたのですが、その後ろ姿がまるでサンタさんのようで思わず微笑んでしまいました。真っ黒サンタのいきさんを写真に収められなかったのが心残りです…。
仕込みがひと段落した頃、お弁当が到着。この日は三種類あり、その一つが油淋鶏弁当でした。
しんさんが「ユーリンチー!」と言いながら、ハンバーグ弁当を手にキメ顔。
「油淋鶏って響きがいいよね」と話していて、現場がふっと和むひとときでした。
本番前の稽古を客席から見学しました。先輩方の歌声がホールいっぱいに響き渡り、お一人おひとりの存在感の大きさとエネルギーに圧倒されました。
この日のお客様は、東京都立若葉総合高等学校のみなさん。
本番は客席で観劇させていただきました。
振付家の伊藤多恵さんをはじめ、こんにゃく座の花さん、彦さん、響さん、かほちゃん、シュガーさん、温ちゃんも一緒に客席で見守りました。
(左上に…シュガーさん、左から…彦さん、たえさん、花さん)
怒涛の一幕が終わると、休憩時間には演劇部らしき学生さんたちが、馬の動きや俳優のフィジカル、生声で届く歌声やお芝居について興奮気味に話している声が聞こえてきました。その姿を見て、嬉しい気持ちになりました。
二幕は、思わず笑ってしまう場面もありながら、涙なくしては見られない展開へ。胸に深く刺さる台詞、熱量あふれる芝居、ベルの涙、そしてロシナンテのまっすぐな言葉に心を揺さぶられ、ラストは私も涙が止まりませんでした。
少し放心したままバラシへ。
雪と藁を回収し終えなければ次の作業へ進めないため、急いで集めていきます。藁は公演ごとに少しずつ減ってしまうそうで、取り残しがないよう床をよく見ながら夢中で拾い集めました。
搬出も仕込みと同じように見事な連携で進んでいきます。荷物が次々とトラックへ積み込まれ、私も無我夢中で運んでいるうちに、気づけばすべて終わっていました。短い時間でしたが、チームワークの素晴らしさを何度も感じた一日でした。
一公演だけではありましたが、見習いとしてドンキ組に関わることができ、とても貴重な経験になりました。 次はいよいよ山形で千秋楽とのこと。
暑さも一気に一段と厳しくなってきました。最後まで皆さまがお元気で、無事に駆け抜けられますように。

おまけ
出番待ちのロシナンテとサンチョが可愛かったです。

0 件のコメント: