「オペラ『べっかんこ鬼』を稽古、本番と風のように駆け抜け、気付いたら今日は9月最終日」
「今年の9月も、本公演を終えるやいなや、こんにゃく座は会議にレッスンに大忙し」
「9月中に太陽が顔を出した時間ほど短いインターバルを置いて、オペラ『あん』の稽古がスタートしました」
……座日記の書き出しっていつも悩むものです。
なんだかんだ9月の稽古開始時は似たような事を書いているような気がして、こんにゃく座の9月は毎度、年末よりも忙しいのではないかと思います。
気持ちを『あん』に切り替えましょう。
倉庫からセットを取り出し、思い出しながら稽古場に立込んでいきます。
よく見たら、セットは埃まみれ。
待ち続ける行列も、1年以上出番を待っていました。
さて、私は『あん』では、"アイリス"と呼ばれる、引き戸のようなパネルを静かに操作しています。
上手、下手2枚のパネルにそれぞれ担当がいて、私はツアー初演から継続して下手のパネルを担当しているのだけど、上手パネルを操るパートナーが毎年変わっているのです。
今年のパートナーは、泉くん。 たまに"あっくんいっくん"と言われるコンビで、息を合わせてがんばります。
そしてもう一人の舞台スタッフは、ツアーにフルで参加するのが初めての、チャッキーこと杉浦さん。
細かい仕事が多いけれど、見えるところでは(見えないように)人形を出す係をやっています。 まさに手探り状態で、かなり難しい仕事です。
稽古を見に来た、去年の人形担当の響くんからの指導もはいって、がんばっています。
たまにはということで裏方の事ばかり書いてしまいましたが、キャストも新しい組み合わせで、濃密な6日間の稽古を過ごしました。 明日からさっそくツアーのはじまりです。今年は8か所を巡行します。
11月には三重と愛知で一般公演もあります
徳江さんの語る言葉、『あん』の声にどうぞ耳を傾けて、ご覧ください。






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