ピノッキオ稽古場日誌：大翼

今日は13時から21時半まで、みっちり稽古でした。
岡原先生は朝9時から僕たちのレッスンをやって、午後はずっと稽古です。
さぞお疲れでしょう。どうかお体を壊さないように。

全体の稽古が終わっても、お茶場では佐藤さんと岡原さんが暗譜稽古です。
僕は22時半過ぎには稽古場を出ましたが、二人はまだ残っていました。
本当に頑張り屋さんです。僕も見習って頑張ります。



僕はというと、今回は衣装部です。今回どころかもうずっと衣装部です。
昨年度は「ガリバー」「フィガロの結婚」「まっぷたつの子爵」と、3回の主催公演がありましたが、3回とも衣装部でした。今回の「ピノッキオ」で4連続です。

今回の衣装部は、部といっても一人ですから、気楽なものです。
同時に作業は大変で、時に寂しい気分にもなりましょうが、そこは持ち前の明るさで乗り切れば大丈夫です。
ごめんなさい、嘘です、そんなに明るくもありません。

僕は毎日、稽古を見て、絵を描いて、縫い物をしています。
小さい演目だと、全体に目が行き届くのが良いと思います。
今回の稽古場は、見ていて楽しい気分になります。
なんだか、自分も踊り出したくなってしまいます。
この光景が、一ヶ月後には遠い国のこども達を楽しい気分にさせているのかと思うと、嬉しくなります。

最近、マジックについて調べたりしています。衣装のためです。
見ていて楽しくなるような衣装を作るために、僕も頑張ります。





島田大翼