『まげもん』稽古場日誌~しつこい王と時々オカン~(とみ)

今日の話を始める前に、いきなり関係ない話をひとつ。

実は今朝、とても変な夢を見ました。
場所は定かではないのですが、どこかの劇場の上袖。終演直後。そこに突然、演出家のTさんがやってきて、紙袋からマンガ『名探偵コナン』の単行本を10冊ほど取り出してボクに渡しました。
『これ、誰に渡すんですか?』
と聞くボクに、
『見れば判るよ』
と不機嫌そうに答えていなくなるTさん。

…、…?

こんな夢を見るなんて、疲れてるんですね、多分。

さて、今日の『まげもん』の稽古ですが、昨日とほとんど同じです。
昨日の日誌で
『1幕』
と書いてあるところを、
『2幕』
に替えていただければ、今日やった事について充分ご理解いただける、と思います。

今日もたくさん汗をかいて、今日もTシャツを3枚替えました。

稽古前のお昼時と夕食休憩の時、演出の鄭さんは良く電話をします。
演出家だけでなく、舞台の戯曲、映画やテレビドラマの脚本、と作家としても大変忙しい方でありますから、仕事の電話ももちろんあるのですが、どうも仕事以外の電話も良くあるようで。

ご実家の姫路から良く電話があるようなのですね。

すると、鄭さんの声のボリュームが一目盛り上がります。

その時のお相手は、多分お母さん、と思われます。

その内容は…

『チャンジャとキムチを送る、か、送った』
とか、
『今日の○○新聞の夕刊を読むように』

といったものであります。

その会話を聞くにつけ、家族思いの鄭さんの一面を見たような気分になり、なんかあったかい気持ちになるのです。

『しつこい王』のしつこさの根っこ。

ボクの想像、妄想ですが(笑)


今日の一枚は、今日の稽古終了後に開店した、


『クラブ・真理子』

ママさんとお客さん。

後ろ姿で、ツマミ(おそらくミミガー)に手を伸ばしている人が、あの『しつこい王』です。


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