CAST
【一月・総理大臣】
酒井聡澄
森組のリーダー。
稽古場・旅のスケジュールに始まり、仕込み、バラシ、ホテル、弁当、洗濯機に至るまで、全方向に目を光らせている。
そんな張り詰めた彼の唯一の安らぎはトランペット。
各地に金色のトランペットを持ち歩き吹いているその姿は、かつてCMで観た、トランペットを欲しがる少年を思わせる。
【二月・大使】
宮瀬晃
ネズミのダメ息子から頼れるお兄さんへ。
ネズミを経ての成長か、はたまた元々の資質か、二月の精はとても頼もしい。
時々セリフの気風の良さが、江戸前に聞こえることがある(熊本産)。
大道具の荷積み隊長は、日々新しい積み方に頭を悩ませている。
【三月・女官長】
花島春枝
帰ってきた三月。
昨年のツアー中に負傷し、この3月に復帰。
この3月は三月、花島の月!
大きなカラダにリスのハートな花島は、僕(富山直人)の同期。
同期愛はある。お互いにね?…あると思う!
【四月・カラス】
島田大翼
牛乳を抱いた四月。
森では四月、ネズミではニッケル、まげもんでは茂平になっちゃうのかしら。
行く先々でかっこいいって言われんねやろなー。
京都公演の時は、だいたい友達の家に宿泊。2日あれば2日、3日あれば3日。
何してんのと聞くと、だいたいゲームをしているか漫画を読んでいるからしい。
常に1リットルの低脂肪乳を抱えている。牛乳部部長。
【五月・ウサギ】
萩千尋
スープ好きなウサギ。
2代目ウサギ。何度目かのツアー。
ウサギも、子どもの引率隊長も、お客さんも、とにかく可愛い。踊るのが好き。
旅を繰り返して大人に成長しているらしい。
稽古場ではいつもスープストックのスープを食べている。
【六月・もうひとりのむすめ】
影浦英枝
不器用家の令嬢。
不器用で一生懸命。
2代目姉娘として、毎日しごかれてしごかれてしごかれ続ける彼女は、テンポや考え方、正直なところがとってもお嬢さん。
六月の精の時にふっと見せる笑顔が優しくて、ええなあと思う。
【七月・むすめ】
豊島理恵
愛すべき前のめりさん。
彼女も不器用で一生懸命。一直線。
去年の誕生日は、森組のメンバーがトランクに仕込んだお祝いに大泣きしたらしい。
マツユキ草が咲くシーンでも日々感涙。
こんな子だった?
年のせい?人生経験のせい?
【八月・リス】
石窪朋
森組のボランチ。
女性陣の中でも抜群の運動能力、カラダのキレ。
仕込み現場のムードメーカーで、よく動きどこの部署にも顔を出す。
でも人の話にはそれ程首を突っ込まないのは、抜け出せなくなるからだろう。
総理を呼ぶシーンを鋭意検討中。
【九月・おっかさん】
相原智枝
森組のムードファイヤー。
九月の精が羽織るコートは赤、その色の示す通り燃える女。
燃えすぎておっかさんのシーンではアフロになっている。
この組一番のベテランなのに、一番ガムシャラ。
休んで欲しいのに休まない、生涯最前線の女。
でもたまには休んでね。
【十月・女王】
鈴木裕加
花粉と寒さに苦しむ女王。
ぼーっとしてるように見えて実は考えている。
慎重そうに見えて実は大胆。
ひろかスイッチのオンオフで、全然違う人間になる。
女王は、ええ感じにオンになっている気がするなぁ。
その豪胆さにはドッキリさせられるが、思い切りのよさは性格か。
【十一月・兵士】
富山直人
大きな巨人。
一年ぶりで久しぶり。お邪魔しますといった感じ。実は緊張してます。
帰ってきた森組の雰囲気は、あったかくてフランクでいい感じ。
これから自分はどんな感じになるだろう。
また違った感じに発展していけたらいいなぁ。
【十二月・博士】
髙野うるお
森組のムードメーカー。
稽古の時に繰り出す、怒涛かつ的確なアドバイス。
彼のサジェスチョンが作り出す、フランクでいい雰囲気。
一年ぶりにカムバックした身としては、このブランクの間に一体何があったのか気になるところ。
【ピアニスト】
榊原紀保子
グランド・ピアニスト。
宝塚男役トップスター『響希よう(ひびき・よう。今、デタラメに思いついた)』と言っても通用する、その立ち姿。
体育館のどんな状態のピアノでも、指先と全身で語り合って奏でる、『演奏上等』な音楽家。
気の強さと乙女心。
美味しいものは、スイーツから焼き鳥から酒までイケる。
STAFF
【舞台監督】
久寿田義晴
小さな巨人。
こんにゃく座のことを知り尽くしている。
【舞台スタッフ】
北野雄一郎
未来の四月候補。
気が利くマイペース。
そのマイペースさで、この一年間で座での居場所を何となく見つけているようだ。
今はどこに向かっていこうか考えているんだろうな。
【照明チーフ】
穴沢真理子
酒好きな真理子。
真理子という名前には酒飲みが多い。
かなりの酒豪で、飲みの席の雰囲気よりも何よりも、とにかくお酒自体が好き。
【制作マネージャー】
浦上かづこ
緊張制マネ
稽古場で、月がえのシーンの時に、花粉症の人がいるのかな?と思って見たら彼女が泣いていた。森が好きなんだろうなー。
タクシーに弁当、子ども入りリハーサルと、細かいことにいちいち緊張しているが、いざとなったら思い切りがいい。
「娘がマツユキ草を一本ほど摘みます」という名言を残した。
一言コメント:富山直人
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